普段、飛行機にあまり乗らない人にとって搭乗の際のルールって良くわからなかったりしますね。
国内線での機内持ち込みについても、どんな制限があるのか迷うところです。
液体の持ち込みは良いのか?重量制限はあるのか?持ち込み禁止されているものにはどんなものがあるのか・・・
初めての飛行機搭乗でも失敗しない国内線の機内持ち込みに付いてご紹介します。
国内線への持ち込み 液体はOK?
飛行機に乗る際、直接機内へ持ち込むものについて、何がOKで何がNGなのか心配ですね。
機内持ち込みで特に混乱するのが液体の持ち込みです。
一人当たり何ccまでとか、専用のジップロックに入れないといけないとか・・・
でもこれ、国内線ではなく国際線でのルールです。
国内線の場合、液体の持ち込みについて特にこれといった制限はありません。
なので、ペットボトルに入った飲みかけの水や化粧水、リキッドファンデーションなど、直接機内に持ち込んでも問題ありません。
ただ、水漏れには注意しないといけませんので、海産物や開封後のペットボトルなどは水漏れしないようにしっかりと封をして、機内では座席の上の収納棚にいれるのではなく、足元(前の座席の下)に置くようにしましょう。
途中の破損を防ぐためです。
国内線で持ち込み禁止のものは?
国内線では液体は機内へ直接持ち込んでも良い、ということは分かりましたが、では、その他のもので持ち込みが禁止されていたり、注意をしなければならないものってどんなものがあるのでしょう。
国内線への持ち込みOKだけど注意するもの
国内線への持ち込みが禁止ではないものの、注意しなければならないものがあります。
ライター
ライターは喫煙用のもので一人1個まで持ち込みが出来ますが、オイルタンク式などタイプによっては持ち込みも預かりも不可な場合があります。
また、喫煙する方で普段から100円ライターを複数個カバンに入れて居る人は事前に持ち込みバックをチェックしておきましょう。
しかも、自分で把握していなかったので、カバンのどのあたりにいくつ入っているかが分からず、出してはx線へ通すを2~3回繰り返し、最終的に5本程ライターが出てくる、ということが有りました^^;
もちろん、1本しか持ち込めないので残りはその場で放棄品箱へ・・・
恥ずかしいやら、もったいないやらだったので、こうならないためにも自分のカバンの中はしっかりチェックしてから出発しましょうね。
キャリーバック
持ち込み手荷物は搭乗する飛行機で規定とされているサイズを越えなければ持ち込み可能なのですが、キャリーバックについては規定内のサイズであっても機内の収納スペースによっては持ち込みが出来ない場合もあります。
事前にカウンターでしっかりと確認をしましょう。
大型三脚
余り持ち込む機会もないかもですが、三脚の大きなものについては、折りたたんだ状態で60cmを超えるものは持ち込みができないので、注意です。
国内線への持ち込み・預かりNGなもの
いくら国内線といえども、持ち込み・預かりNGなものもあります。
基本的に、危険物と捉えられるものは持ち込みが出来ません。
引火性・毒性ガスを使用したスプレー
スポーツ用品のスプレーやキャンプ用のガスやカセットコンロ用のガス、殺虫剤や農薬などは禁止ですので気をつけましょう。
液体物
液体は持ち込みOKって言ったじゃん!と思われるかもしれませんが、ここでいう液体物というのはペイント類や漂白剤など毒物と成り得るものです。
こういった液体物は当然持ち込みNGです。
バッテリー
リチウム金属電池、リチウムイオン電池、液体バッテリーなどが対象です。
自身の持ち物の中で判断がつかないものがあるようでしたら事前に搭乗予定の航空会社に確認をしておきましょう。
発熱するもの
電池が取り外せないようなヘアアイロンや水中ライトは発熱の危険があり持ち込み禁止です。
火薬を使用したもの
花火やクラッカー、爆薬などは持ち込み禁止です。
その他、マッチやライター用燃料なども禁止アイテムですので、不安な方はやはり事前にしっかりと確認をしておきましょう!
国内線への持ち込み荷物のまとめ方 数や重量の制限は?
国内線を利用する場合、それほど長時間のフライトでは無かったり、また2~3泊位までの荷物しか持たない場合には、荷物のお預けをしないですべて持ち込みにしたいという人もいますね。
預けた荷物が無ければ到着して手荷物の受け取りで待つことも無くさっさと外に出られるので。コンパクトな旅の場合持ち込みでまとめたいところです。
国内線への持ち込み規定は、搭乗する航空会社や飛行機の座席数によって変わってきますが、概ねハンドバックなどの身の回り荷物の他に、決められたサイズ(例:3辺の合計が115cmまたは100cm
以内等)1個までというのが多いのではないでしょうか。
荷物のお預けなしで持ち込みのみにする場合は、荷物の中に化粧品などの液体のものやその他様々なものを持ち込むことになりますので、保安検査場で万一中身の確認をされても良いように、ヘアスプレーやワックスなどは一緒にまとめるなどして、何を要求されてもパッと出せるようにしておくと良いですよ。
また、持ち込み荷物の重さですが、通常身の回り品と合わせて10kgとされているのが大半と思います。
(※ジェットスターはエコノミーの場合、7kgまでです)
詳しくは搭乗予定の航空会社のHPをチェックしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
初めてや久しぶりの飛行機利用だと、「これって持ち込んで良いの?!」と疑問に思うことは多いですね。
事前にしっかりチェックしておけば当日チェックインカウンターや保安検査場であたふたすることもなくスムーズに出発できます。
是非、万全の準備でお出かけ下さい!