引越しをしたら近隣の方々への挨拶の必要性について考えますね。
昔と違い引っ越しの挨拶の必要性について個々の考え方が随分と変わってきました。
今回は、家族での引越しの時の近隣への挨拶について、必要性やいつまでに行くか等、お話しします。
引越しの挨拶って必要?
以前は、引越しをしたらご近所への挨拶は当然、という考え方が強かったと思いますが時代の流れと共に、ご近所づきあいそのものが希薄になりマンションやアパートなどの集合住宅では隣にどんな人が住んでいるのかさえ知らないことも珍しくありません。
特に女性の一人暮らしのケースなどでは、挨拶をすることによって、周辺の人に「ここに女性が一人で暮らしていますよ」というのを知られたくない、という防犯意識から挨拶なんてもっての外と考える人も多いですね。
挨拶をすることで防犯に繋がる言う考え方の人も居れば、挨拶をしないことで防犯に繋がるという真逆の考え方の人も居て、いずれも「そうだね」と共感できる部分があります。
そんな、個々の考え方が大きく違う今、家族での引越しの際の挨拶は必要でしょうか?
引越しの挨拶は家族での場合するべき?
一人暮らしと違い、家族での引越しの場合、ご近所への挨拶は「したほうが良い」と考えます。
若い夫婦二人きりでひっそりと生活をする、とかだとそこまで挨拶の必要性については考えられないかもしれませんが、小さい子供やお年寄りがいる家庭では、やはり挨拶はしておいた方が無難です。
子供はどうしても「音」を出します。これが後々騒音問題として大きくなっていく可能性があります。
子供がいる場合は、音を出さないというのは殆ど不可能に近いです。
音に敏感な人と言うのは、普通に歩くときに出る音(かかとが床についた時に響くホネの音)ですら気になるのです。
そういった人に子供の出す音が耐えられるはずもありませんが、そういった人に合わせられるほど子供は静かに出来ないのもまた事実です。
これは、もう、どうしようもない部分でもあります。子供の騒音問題については実体験もあり、ここでこれ以上書くと大きく話がそれてしまいますのでいずれの機会に。
それ以外の理由として、子供の場合、幼稚園や小学校、中学校等に通うため近所の方と何の交流もなしに生活する、というのが難しいというのもあります。
また、お年寄りがいる場合は、生活時間帯が若年者と大きく違う場合もあり、早朝に物音を立ててしまうこともあるかもしれません。
更に、挨拶をすることで近所にどんな人が住んでいるのか、また、挨拶の反応でどういう感じの人なのか、というのが見えてきます。
今後のお付き合いの仕方や取るべき距離感が挨拶をすることで見えてきます。そういったメリットもあります。
このような理由から、家族での引越しの場合には近所の方への挨拶はしておいた方が良いですね。
引越しの挨拶はいつまでに行くべき?
ご近所への挨拶に行くことは決めたけど、ではいつ行くのが良いでしょうか?
引越しが週末の午前中とかであれば、引越ししたその日の夕方頃に伺うのが良いでしょう。
事前に簡単な粗品を準備しておき、挨拶と共にお渡ししましょう。
また、夕方と言うのは大体どこの家庭も夕食の準備などでバタバタされていると思いますので「お忙しい時間に申し訳ありません」という一言を沿えて、ご挨拶しましょう。
引越しが週末の遅い時間だった場合は、翌日が日曜など休日でしたら、翌日のお昼頃に伺いましょう。不在の様であれば夕方に出直しです。
平日に引越しをした場合にはその日の内の挨拶が難しいこともあります。そういった場合でも、引越してから一週間以内には挨拶に伺えるようにしましょう。
タイミングを逃して挨拶をしないまま何日も過ぎると、「今さら」な感じで行きにくくなりますし家の前でばったり会ったりしても気まずかったりするので、挨拶は早目に済ませたほうが賢明です。
まとめ
引越しに伴ってやるべきことは山の様にあって、何から手をつけたら良いのか分からなくなってしまいそうですが、ご近所への挨拶は後回しに出来ないものですので早目に済ませられるようスケジュールに入れておきましょうね!