おせち料理に欠かせない黒豆の煮物。
ふっくらやさしい甘みのある黒豆を家庭でも手作りしてみたいものです。
黒豆煮に初めて挑戦する人でも簡単においしく作れる方法を紹介します。
おせち料理の黒豆の意味って?
おせち料理は、お正月になったら必ずと言っていいほど口にするものですがあなたはその料理一品一品の持つ意味について知っていますか?
おせちに入っている数々の料理にはそれぞれ意味があり、どれも新年をお祝いするにふさわしい、繁栄や長寿、出世などの良い意味が込められています。
そんなおせち料理の一品、黒豆の煮物。
黒は邪除けの色とされ、黒く日焼けするほど達者に働けるようにと、邪気を払い長寿と健康を願うという意味が込められているのです。
おせちに欠かせない黒豆のレシピって簡単?
黒豆煮は一見とてもシンプルな料理ですが、出来上がるまで意外と手間暇がかかっています。そもそも豆料理は豆を柔らかくするための下準備が必要になりますので、出来上がりまで何時間もかかるのです。
作るのに時間がかかる、と思うと面倒になって諦めてしまいそうですが、レシピ自体はそれほど難しくはありません。
手順をきちんと守って作業をすれば、誰でも美味しい黒豆煮が作れます。
ただ、通常はお鍋で作る黒豆煮。
途中で何度も鍋の様子をうかがうのは手間ですよね。
また、黒豆煮を作るのが初めてだとどのタイミングで火を止めればよいのか判断するのが難しかったりします。
また、キレイな照りを出すために錆びた釘を入れて煮なければならないとか鉄鍋を使わなければならないとか、圧力鍋が美味しく出来るとか、場合によっては道具が揃わず新たに準備しなければならないかもしれません。
そんなことを考えていると作れる自信が無くなってしまいそうですがご安心を。
黒豆煮に初挑戦の人でも、上手に作れる方法があるのです。
黒豆を簡単においしく煮るなら炊飯器におまかせ
黒豆煮を出来るだけシンプルに簡単にしかも美味しく作りたいのであれば、炊飯器を使って作る方法をおすすめします。
準備するものは材料と炊飯器のみ!
黒豆煮の炊飯器での作り方
砂糖 150g
醤油 大さじ2
酒 大さじ2
重曹 ひとつまみ
水 500ml
1.黒豆はしっかりと水洗いをし、水を切ります。
2.黒豆以外の材料を全て炊飯器に入れ沸騰させたのち、そこへ洗った黒豆を
入れて6時間程置いておきます。
3.おかゆ炊きで炊いて、豆が指でつまんでつぶれるくらいなら出来上がりです。
固いようであれば再度おかゆ炊きをします。余り煮詰めてしまうと、それもまた豆が固くなってしまいますので炊きすぎないようにしましょう。
炊けた後はすぐに取り出さず、蓋を閉めてさめるのを待ちます。開けたままにしたりすぐに取り出してしまうと、皮がシワシワになってしまいます。
冷めるまでは煮汁に使った状態にしておきましょう。
この超簡単3ステップでとっても美味しい黒豆煮が出来てしまうんです。
鍋で作る時の様に加減を何度も確認する必要がなく、スイッチを押したらあとは出来上がるまで放っておけば良いので、その時間に他の料理をしたり用事をしたり、と楽ちんです。
まとめ
いかがでしたか?
炊飯器を使えば面倒な黒豆の煮物もとっても簡単にできますね!
黒豆の煮物はおせち料理のみならず、普段の食事に出しても大人から子どもまでおいしく頂けます。
一度作ってみて、うまく行ったら是非食卓の定番にしてみてはいかがでしょう?
今年のおせちの黒豆煮は手作りで決まり!