年末が近付くにつれ気になるのが部屋の大掃除。
一人暮らしだと、どうしても掃除が後まわしになりがちです。
普段掃除をやり慣れていない人は、いざ大掃除!と思ってもどういう順番で進めて行けば分からず手が止まってしまいそのまま挫折、という事にもなりかねません。
掃除が苦手な人もスムーズに作業が進む順番について紹介します。
大掃除をする順番 一人暮らしの場合は?
一人暮らしの場合、ワンルーム、1K、1LDKあたりの間取りの物件に住んでいる方が多いと思いのではないでしょうか。
一戸建てやファミリー物件に比べれば掃除をするスペースは少ないですが、一人でやるとなるとそれなりにやることは沢山ですよね。
一人暮らしの物件で、掃除が苦手な人でもスムーズに作業を進めるには「狭い場所から広い場所」へとやっていくのがオススメです。
大掃除の順番
1.玄関の掃除
2.トイレの掃除
3.お風呂&脱衣所
4.キッチンの掃除
5.メインの部屋の掃除
1.玄関の掃除
まず初めに玄関の掃除から取り掛かりましょう。
手持ちの靴がどれもこれも出しっぱなしで踏み場も無いような状態では靴も可愛そうです。
玄関は家の顔の部分ですから、帰宅してドアを開けたら踏み場もないほど靴が散らかっていては、部屋をキレイにしようという気も起りません。
今日履く一足プラスサンダルなどのちょい履き用のもの一足くらいを残して、後は全部収納にしまいます。
収納に入りきらない程靴を持っている場合、その中の何足はおそらく必要ない場合もありますので、ついでに靴の断捨離もやってしまいましょう。
靴のコレクターとかで、どうしても捨てられない、という場合を除き、収納出来ない程靴があふれている人は、不要な靴を持っていると思われます。
(コレクターは靴を大事にするので基本沢山持っていても散らかしません)
玄関がスッキリするだけで、かなり気持ち良くなると思いますよ。
2.トイレの掃除
次に、トイレとお風呂がセパレートの物件でしたら、トイレの掃除から始めましょう。
トイレは狭いスペースですので、よっぽどの使い方をしていない限り、掃除にそれほど時間がかかりません。
とは言え、放っておくとニオイの原因にもなりますので、入念に掃除します。
便器便座の周りだけでなく、床や壁もきちんと拭き掃除をしましょう。
3.お風呂&脱衣所
トイレが綺麗になったら、次はお風呂と脱衣所です。
ここは、トイレよりは時間がかかりますので、ちょっと気合をしっかりと入れて取り掛かりましょう。
お風呂にピンクや黒のカビが湧いてしまっている場合には、カビの生えている部分だけでなく、全体的に掃除をしましょう。
特に、普段から掃除をしている人でもなかなかやらないのが天井です。
お風呂のカビをキレイにしても数日でまたすぐにカビが生える場合は、天井にカビの胞子が残っていると思われます。
年に一度の大掃除ですので、頑張って天井まで掃除をしてしまいましょう。
そうすることで、キレイな状態を長く保つことが出来ますよ。
脱衣所も水回りですので、水垢が付いていたり、髪の毛やほこりがたまり安いので、しっかりと拭き掃除をしましょう。
また、洗面所周りに使い切ったのにそのままになっているスプレーやムースの缶がスペースを占拠していませんか?
捨てるのがちょっと面倒な缶類ですが、置いておいても邪魔になるだけで良いことは一つもありません。
部屋の換気をしっかりするかベランダなどに出てガス抜きをして捨ててしまいましょう。
また、ほんのすこーし残ったところで放置された化粧品類も、場所を取るだけで良いことがありません。
そういった物も一気に処分してしまいましょう。
4.キッチンの掃除
このあたりまで来ると結構キレイな箇所も増えて来て、家の雰囲気がちょっとずつ変わってきたのを実感できるのではないでしょうか。
いよいよキッチンの掃除です。
ここは、料理をするかしないかで掃除の量や内容が大きく変わってきます。
まず、料理をしない人。
料理をしないのにキッチン周りが散らかっている、という人は、飲み終わったドリンクのペットボトルや弁当の空き容器等、食べることに関するゴミが捨てられずに
溜まっている可能性が大きいです。
シンクに食べ終わったお弁当のカスやからのペットボトルが放り込まれたままのあなた!
今すぐゴミ袋にまとめて捨ててしまいましょう。
次に、料理をする人。
料理を定期的にする人はそれほど汚く散らかしたりしないことが多いかとは思いますが、中には料理は好きでも片付けは苦手という人もいますので、そういったタイプの人に向けてお話します。
掃除や片付けが苦手な人によく見られる特徴として「何でもしまいたがる」というところがあります。
要するに捨てられないのです。
まだ使う、いつか使うと言って物置の奥の方へ物を押しやって、そのまま放置。
調味料など中途半端に使われた状態で仕舞い込み冷蔵庫やパントリーの奥の方でひっそりと賞味期限が切れてしまっていませんか?
調味料やバター、ジャム等のやや時間をかけて消費する食品についても同じことが言えます。
これを機会に、調味料などの賞味期限チェックと食器の収納状況をしっかりチェックしてみましょう。
5.メインの部屋の掃除
キッチンまで片付いたらいよいよメインの部屋の掃除です。
ここは一人暮らしの物件では一番広いスペースになると思いますのでしっかりと取り掛かりましょう。
メインのスペースにはホコリや髪の毛等のゴミが多く溜まりがちです。
一気にやれればいいですが、あまりに多いと大変なので、部屋の中でも、衣類のスペース、趣味のスペース、本のスペース、という風に分けて作業を進めると片づけしやすくなりますよ。
一人暮らしの大掃除にかける時間は?
一人暮らしのお家で大掃除にかける時間はどのくらいが良いでしょうか。
仮にワンルームの物件に住んでいるとしても、大掃除となるとさすがに半日では終わらないと思います。
かと言って、数日に分けてやるほどモチベーションが続くとも限りません。
この日に大掃除!と決めて、丸う一日かけて片づけてしまいましょう。
一人暮らしの大掃除にはどんな道具を使うの?
大掃除をするから、と特別な掃除道具をそろえる必要はありません。
一人暮らしの物件ですと、収納スペースも限られていると思いますので掃除道具をあれこれと用意して、その置き場所に困ってしまっては本末転倒です。
基本的な、バケツ、雑巾、スポンジ、洗剤、こういった物で十分です。
ドラッグストアやホームセンターに行けば全て揃いますし、出来るだけ安く済ませたいのであれば100均で便利な掃除グッズが沢山手に入りますので、あなたの重点的に掃除をしたい箇所に合わせた便利グッズを安くそろえてみても掃除が楽しくなりそうですね。
まとめ
「大掃除」って聞くと、始める前から「大変だ、面倒だ」と思ってしまいがちですが、頑張った分だけ家の中はスッキリとキレイになりますし、その分、気持ちよく
お正月が迎えられます。
大掃除、頑張りましょう!