引越しを考えたらまず多くの人がするのがサイト検索です。
賃貸物件を扱うサイトはたくさんありますので、グーグル等で
「○○市○○区 賃貸」などと入力すれば、該当のサイトが沢山出てきます。
今回は引越しの際の部屋探しのコツについてご紹介します。
引越しの部屋探しのコツは?
サイトは複数チェックすること
大手のサイトだけでも複数ありますからどれを選んで見ればいいのか
分からなくなりそうですが、基本的にオススメなのは検索結果の1ページ目に
出てくるサイトは全部チェックする、ということです。
どこのサイトも「物件の探し方」は似ているので、慣れてしまえばそんなに
時間がかかるものでもありません。
物件は複数のサイトや不動産屋さんで取り扱われている場合が多く、
サイトAで見た物件がサイトBやサイトCにも載っている、という事が
殆どかと思います。
しかし、中には特定のサイトでのみしか公開されていない物件もありますので
ひとつのサイトを見てそれが全てと決めつけてしまわず、色々じっくり見るのが
良い部屋を探すために重要なポイントとなります。
引越しサイトの比較の仕方は?
サイトを選んで開くと、仮に「○○市○○区 賃貸」で元々検索して開いた
サイトの場合、そのエリアの物件が絞り出された状態表示されます。
そこから、路線で選んだり該当のエリアを増やしたり、と自分の希望に合った
エリアを整理します。
ここまでで表示されている物件はエリア以外の条件が入っていないので、
当然ながら自分が求めている物件とは全く違うタイプのお部屋も含まれます。
そこで、ここから更に自分にとって外せない条件を追加していきます。
例えば、
「間取りは2DK以上」とか
「面積は50㎡以上」とか
「2階以上の物件」とか
「敷地内駐車場」とか・・・
こういった自分にとって絶対にはずせない条件を入れてみます。
そうするとかなり、表示される物件が絞られてきます。
こういった条件を付ける上で、おそらく殆どの人がチェックするであろうものが
「賃料」です。
誰だってお金の制限なく素敵な部屋に住めれば良いですが、実際は
そうもいかないのが現実です。
最終的に月の家賃が2~3,000円違うというだけでも、そこにするか否かを
迷ったりもするものです。
そんな部屋探しをする上で最もと言っていいほど重要な「賃料」の条件付け。
あなたはどのように入力して検索をかけますか?
引越し先は家賃だけにとらわれない
例えば、あなたが月々の賃料にかけられるお金が10万円だったとします。
あなたは車を1台所有していて駐車場代込みで10万円とします。
その場合あなたは「家賃の条件」をどの様に選択して検索しますか?
まず、家賃と共に発生するのが「管理費・共益費」です。
10万円を上限とするなら、家賃の上限のところを10万円にして、
「管理費・共益費込み」にチェックを入れます。
ここで1つポイントですが、家賃は管理費・共益費までを含んだ状態で
「家賃」と捉えるのが理解しやすいと思います。
2.家賃10万円・管理費なし=家賃10万円
賃貸物件のオーナーさんの立場で考えると、トータル10万円の家賃を
入居者に払ってもらう場合、上記のいずれの場合でも同じな訳です。
でも、実際のところ、検索にかける場合に1の場合は家賃の上限9万5千円に
設定して検索しても管理費・共益費込みをチェックしていなければ
該当物件として見られますが、2の場合は家賃事態を10万円までに
設定しなければヒットしません。
要するに、少しでも広く検索に引っかかるために、家賃を低めにして、
管理費・共益費で補てんしていることもあるわけです。
次に、駐車場のこと。
住むエリアによって駐車場の相場は大きく違います。
人気の住宅街などでは2万円前後が相場だったり、郊外だと
数千円というところもあります。
なので、物件検索するときは自分の住みたいエリアの相場分(仮に
相場が1万5千円とします)を引いた8万5千円を家賃の上限として
検索をしましょー!
・・・ではありません。
駐車場が別途必要な場合も一先ず家賃上限10万円で検索を
されることをオススメします。
なぜなら、物件によっては無料で付いている場合もあるからです。
管理費込み駐車場付き無料で家賃10万円なら予算範囲内です。
家賃だけじゃないもう一つの気を付けるポイント
さて、月々に払える家賃の上限でここまでお話しましたが。
実は、もう一つよく考えなければいけないポイントがあります。
それは。
「敷金・礼金・保証金」です。
仮に、この3つ全てなしの場合と敷金2ヶ月・礼金1ヶ月・保証金1ヶ月なら
家賃10万の場合、初期費用に40万円の差が生じることになります。
そして、多くの物件が2年毎の更新という事を考えて見ると、この40万円を
24カ月で割ったらひと月当たり約1万6千円。
要するに、同じ10万円の家賃でも実質11万6千円と考えたほうが良い、
ということになります。
ちょっと、分かり辛かったかもしれませんので、簡単に説明しますと、
この金額が2年間で賃貸に必要なお金、という風に考えて比較してみると
似たような物件で迷った際に金額面での理解がしやすくなるのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
単に家賃上限だけに縛られないで、条件よりもやや緩めに検索をかけたほうが
より自分の選択範囲が広がり、希望の物件を探すことへの近道になります。
引越しは本当にお金がかかります。
引越してから後悔しないように、じっくりとお部屋探しをしてみてくださいね。