冬になると毎年猛威を振るうインフルエンザウイルス。
子どもがかかってしまったら、親は当然看病に当たりますね。
子どもがインフルエンザに感染したら親にもうつってしまうのでしょうか。
今回は、子どもがインフルエンザにかかってしまった時の、出勤に付いてや看病中に気をつけたいことなどについてお話します。
子どもがインフルエンザなら親にもうつる?
子どもが保育園や幼稚園、学校に通っていれば冬になれば当然のようにインフルエンザが流行り、乗らなくても良い流行に乗って貰ってきてしまったりしますよね。
こんな時、親は当然看病をすることになります。
具合の悪い我が子が心配で、ずっとつきっきりで看病することも多いのではないでしょうか。
そうすると、心配になってくることがあります。
「私にもうつってしまうかな?」と。
子どもがインフルエンザにかかったら看病をする親は当然そのウイルスを貰ってしまう可能性は高くなります。
ちなみに、予防接種ですがたとえ受けていたとしてもかかる時はかかります。
我が家はある年、夫婦と子ども二人、皆予防接種を受けていましたが、その内3人がかかった、という時がありました。
「なんだ、じゃあ、予防接種なんて受ける意味ないじゃん!」と思われるかもしれませんが、受けてかかった時は受けずにかかるよりはるかに軽く済みますので受けておいた方が良いと思いますね。
インフルエンザの看病で親が気をつけたいことは?
子どもがインフルエンザにかかった時の看病ではどのようなことに気をつけたらよいでしょう。
具合の悪い子どもを見ているととても心配で、自分のことは放ったらかしで看病に当たるお母さんお父さんも多いかと思います。
でも、結果的に自分ももらってしまったら後々とてもつらい思いをすることになります。
私は以前、子どもたちが相次いでインフルエンザにかかってしまい、まだ小さかったこともあり昼夜つきっきりで看病をしていたら何時の間にか自分もかかってしまっていました。
その時は、看病を始めて3日目くらいだったと思いますが、子どもが汚したシーツを洗いながらふと、自分の体がすごく重くて節々が痛いことに気づきました。
それまでは単に看病疲れくらいにおもっていましたが、さすがにおかしいと思って熱を測ったら38度以上の熱が出ていました。
すぐに病院へ行き検査をすると、やはりインフルエンザ。
困るのはココからです。
子どももまだ具合が悪く、保育園への登園許可も下りていないじょぅ今日で、自分自身も具合が悪い。
ヨロヨロしながら、洗濯をしたりご飯を作ったり、もう最悪のコンディションでした。
ただ、予防接種を受けていたおかげか2日程ですっかりよくなりましたが。
子どもがインフルエンザにかかったら、親は自分のことは二の次三の次になりがちですが、結局のところ自分が元気でなければ看病もままならなくなりますし、何より辛いです。
発症するかしないかは別として、インフルエンザにかかっている子どもは出来るだけ別の部屋で寝かせる。
そして、看病に当たる時は必ずマスクをして、細目に手洗いをしましょう。
また、うがい薬を使って細目にうがいをすることも大事です。
ただし、うがい薬はウイルスなどの菌をやっつけてくれますが、健康を守る上での大事な菌もやっつけてしまいます。
なので、インフルエンザにかかっていない時にはとても有効ですが、もしかかってしまった状態でしたら、うがい薬は使わずにお水やお湯などでうがいをするようにしましょう。
そして、子どもには消化が良く温かいものを与えると思いますが、親はしっかりと栄養価の高い食事を取り、睡眠もきちんととって、体力が落ちないように気をつけましょう。
自分自身が元気な状態であれば、看病もテキパキを進みますし、それ以上の家庭内感染を防ぎ、寝込まなくて済みます。
子どもがインフルエンザにかかったら親の出勤はどうしたらよいの?
さて、子どもがインフルエンザにかかり、親が仕事をしている場合、出勤はどうしたらよいのでしょうか。
結論から言いますと、子ども等家族がインフルエンザにかかっていたとしても、自分がかかっていなければ出勤できます。
ただ、ウチで子どもの看病をしてくれる人が居ればの話ですが。
また、親自身がインフルエンザにかかってしまったとしても、出社・出勤の条件に付いては会社や職場の状況によって違います。
保育園・小学校などは一定の決まったルールがあり、熱がすぐに下がったからと言って登園・登校できるわけではありません。
参考 インフルエンザの解熱後の登園、保育園へは許可が必要?咳が出ててもOK?ところが、会社務めなどの社会人はコレといった決まりがなく、会社によってまちまちです。
インフルエンザにかかっていても、熱が下がって元気になったと思えば普通に出社する、というところも多いです。
また、特に治ったという証明書も要らなかったりします。
ただ、最近は昔のように「風邪は気合で治す」「具合が悪かろうが動けるなら働け」などと言う古い考えの会社は減り、どちらかと言うと風邪を引いたりして具合が悪いのに出社しているとうつされそうで「迷惑」と捉えられることの方が多いと思います。
無理をしても、仕事の質が悪くなったり、職場で迷惑がられる可能性が高いですから、スパッと休んで早目に治す方が賢明です。
参考 インフルエンザでの会社の休み期間は?対応の仕方と診断書の必要性は?まとめ
子どもがインフルエンザにかかってしまったら親は心配ですよね。
自分にうつるかどうかなんて気にする間もなく看病してしまうでしょうが、もらわずに済めばそれに越したことはありませんよね。
しっかりと予防対策をとって、元気に乗り切れるようにしていきましょう!