郊外の家を購入したい?買ってから後悔しないために失敗談から学ぶこと

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都心の喧騒を離れ、郊外の広めの戸建でゆったりとした生活をしたい・・・

こんな風に考えて郊外の一戸建てを検討されていませんか?

郊外に家を持つことは決して悪いことじゃないです。

でも、なぜ自分が郊外に家を買いたいのか、そして、郊外に移り住んだらどのような生活スタイルを築くのか。

この辺りを明確にしておかないと、買ってから後悔することだってあり得ます。

今回は、郊外に家を買おうかと検討中の方へ、我が家の失敗談もご紹介しつつ買ってから後悔しないために押さえておきたいポイント等まとめました。

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郊外に家を購入したいのはなぜ?

都心や市街地での生活と言うのはとても便利ですね。

でも、その分家を買おうと思ったら価格が高かったり、金額の割に狭小住宅しか建てられなかったり、とハードルは決して低くありません。

そんな時に考えるのが、「そうだ!郊外に家を買おう!」ということ。

例えば同じ予算で、都心なら3階建て建売がやっとでも、郊外なら庭付き&駐車場2台分付きで100㎡以上の2階建てを注文で建てられたりもするんですよね。

「家を充実させたい」と考える人であれば、都心の狭小住宅よりも郊外の広い注文住宅が良いと感じるのもとても理解できますね。

ただ、郊外に家を購入しようと考えた時、その思いだけで突っ走ってはいけません。

まずは、自分がなぜ郊外に家を買って暮らしたいのか、その理由をしっかりと考えることが大事です。

そして、購入後、実際に郊外に移り住んだならどんな生活が待っているのか、先のライフスタイルの変化について想像してみましょう。

郊外に家を買って後悔しないために

家は人生において最大となり得る大きな買い物です。

郊外に家を持ちたいと思ったら、まずはその理由について考えてみましょう。

ただ単に「郊外の方が大きな家が買えるから」とか「子供たちをのびのびと遊ばせてやりたい」というパッと思いつくような理由だけでは、購入してから後悔することだってあるんです。

実際に買う前というのは、割と良い部分に目が行くものです。

ところが、実際に住み始めると購入前には考えていなかった、或いは軽く考えていたことが、自分にとっての大きなデメリットとなり、「なんでこんなところに家買っちゃったんだろう?泣」と購入前とは真逆の考えにたどり着くことだってあります。

我が家は実際に、郊外に家を建てて失敗しました。

ではいったい、どのようなことが「失敗」だったのか、我が家の失敗談をご紹介したいと思います。

我が家の購入失敗談から学べること

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まずは、我が家が郊外に家を購入する前の家族構成や、ライフスタイルはこんな感じでした。

☆夫・私・幼児2人
☆共働き(夫婦共、一般会社員)
☆通勤時間(夫:1時間、私:30分)
☆子供達は保育園通い(認可外、月~金)
☆夫婦共実家は遠方

そして、家購入後に変化したことは、

☆通勤時間(夫:1時間15分、私:1時間50分)
☆子供達は託児所(保育園入れず)

郊外のマイホーム購入のきっかけ

我が家はマイホームを買う前は、都内ではありませんが、都内にすぐに出られる市街地に住んでいました。

主人は都内勤務、私は住んでいた市内勤務。

住んでいた街はとても利便性に優れたところで私達夫婦も結婚前から住んでいたため住みやすく、気に入っていました。

結婚し、子供が生まれ徐々に大きくなってくると、「そろそろマイホーム欲しいな・・・」と言う気持ちになるんですよね。

で、近所に建築中のマンションや建売住宅を見て回るようになりましたが、いかんせん高いんですよ。

もうホント、高いんです。

「みんなよく買うよなあ・・・お金持ちだなあ・・・」と遠い目になったりもしましたね。

マンションは金額の割に部屋が60㎡台と狭く、家族4人ではちょっと手狭。

じゃあ、建売住宅にするか!と思っても、3階建てで1階が駐車場の細ーい家ばかりで、窓を開ければ隣の家に簡単に手が届くという造りばかり。

それでこのお値段ですか?!と肩を落としました。

そんな中、住宅展示場でふらっと入ったハウスメーカーが気に入り、ものすごくその家が欲しくなりました。

ただ、当然のことながら、建売でもすごく高いのに、注文住宅になると手も足も出ません。

そこで、ハウスメーカーの営業さんに提案されたのが「郊外の自然が多いところはいかがですか?」ということ。

聞くと、職場まではちょっと遠くなるけど通えない程じゃない、とのこと。

それに、自然が豊かなのは子供達にとってもとても良いこと。

のびのび遊べるところで暮らせるなんて素敵!と、いいことばかりが思い浮かびます。

「そうか。通勤時間さえ我慢すれば、自分の理想の家に住めるんだ!」とすっかり郊外に家を買う事以外考えられなくなっていきました。

実際に郊外に家を建てて生活はどう変わったか

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こうして、我が家はお気に入りのハウスメーカーで郊外に家を建てました。

坪単価が決して安くないメーカーだったので、オプション等いくぶん妥協したポイントはありましたが、それでも出来上がった家は本当に素敵でとても気に入りました。

そんな感じでウキウキと引越しをしましたが、念願のマイホームと始めた新しい生活はそれほど甘くありませんでした。

まず、希望していた保育園に入れず慌てて探した託児所に通うことになりましたが、子供達が一向に馴染まず毎朝ギャン泣きされとても申し訳ない気持ちになりました。

通勤時間が大幅に増えたことにより、当然ですが朝起きる時間は早くなり、帰宅時間は遅くなりました。

当然ながら毎日へとへと。

そして、日々の生活が忙しくなり、家の片付けは全く進まず、庭いじりなんて夢のまた夢に。

なんで庭作っちゃったかなー、手入れが出来ないじゃん!とまで思うように。

おまけに、自治会入ったらなんやかんや行事が多いし・・・。

引越し前は週末になれば必ずと言っていいほどおお出かけをしていましたが、郊外に引越してからは週末はひたすら疲労回復に務めるようになりました。

そもそも、家で過ごす時間を増やしたいという理由もあったので家に居ること自体は悪くないはずなんですが、何というか、郊外の生活を楽しんでいるというよりもただただ疲れを取りたいというのが、思い描いていたマイホーム暮らしとは大きく違ったんですよね。

そんなこんなで結局のところ、我が家は引越して半年もしない内に郊外暮らしにねを上げて元居た街に戻ることになり、建てたばかりのマイホームは週末を過ごすだけの別荘状態となってしまったんです。

考えが甘かった部分

「マイホームが欲しい」という欲望により、縁もゆかりもない郊外にいきなり家を購入したら、どの様な生活が待っているかと言うことを、考えている様で全然ちゃんと考えられていませんでした。

郊外に家を買う上で考えが甘かった部分がたくさんありました。

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☆考えが甘かったと反省したこと
・保育園
・子供たちのこと
・通勤時間
・緊急時のこと
・地域のこと

まずは、保育園のこと。

正直、郊外だしどこかの保育園には入れるだろう、という甘い考えがありました。

結果的に、申し込みをした保育園は全て入れず、その連絡が来たのは引越しの一週間程前のことでした。

実は、保育園自体は沢山あるのです。

ただ、通勤時間が長くなることにより早い時間から受け入れをしてくれる保育園でないとダメでした。

そうすると、選べるところがぐっと減ってしまうのです。

そして、結局は全て入れず。

この辺りの情報収集が甘かったな、と思います。

新しく住む街に知り合いも無く、ネットでも情報が殆どなかったというのが言い訳ですが、市役所とかにもっと積極的に尋ねてみるべきでした。

そして、認可保育園がダメだからといって、認可外の保育園というものがなく・・・

たどり着いたのは小さな託児所。

金額は・・・二人で月10万ほどかかりましたね。痛い出費です。

おまけに、毎朝預ける時にギャン泣きです。

それまで通っていた保育園は赤ちゃんの時からお世話になっていたことから、子供達もほぼ第二の家の様に通っていたため、泣かれたことなど一度もなかったんです。

これは結構参りました。

引越しをすることで、子供たちに与える影響がどれほどかということの考えが足りませんでした。

「大きくなってからより、小さい内に引越したほうが子供たちもいいよね。」

これくらいにしか考えられてなかったですね。

子供たちには親の勝手で本当に悪いことしてしまった、と感じました。

そして、分かっていたはずの「通勤時間」。

自分さえ耐えられれば・・・と思っていましたが、自分さえも耐えられませんでした。

この点は旦那さんは結構懸念していたのですが、私が「大丈夫、大丈夫~」と軽く考えていたんです。

近くに頼る親や親戚も居ない中、幼児2人の育児をしながら片道2時間弱の通勤時間、フルタイムワークは相当きつかったです。

そして、職場が遠いと困るのが緊急時。

託児所から「子供が熱を出した」と連絡をもらっても、すぐに迎えに行けません。

会社に事情を伝えて仕事を終え、すぐに向かったとしても子供に会えるのは連絡をもらってから2時間半後です。

もうこうなってくると「私、なにやってんだろ・・・」と、途方に暮れたものです。

そして、考えが甘かったもう一点が、地域のこと。

私達が家を建てたのは、それまでいちども遊びにも行ったことがない、縁もゆかりもない街でした。

ハウスメーカーの営業さんに案内されて初めて訪れ、「いいところだな~」と感じて決めた場所だったんです。

当然、知り合いの一人もいません。

縁もゆかりもないことについては、家を建てている時まではなんとも感じなかったのですが、引越した途端にものすごい孤独感に襲われました。

そして、そこに住むと決めたら当然自治会にも加入します。

これが、ちょっと田舎と言うこともあってか、年間行事がやたらと多い。

早く馴染まなければという思いで始めのうちは頑張って参加していましたが、徐々にきつくなりました。

このように、沢山の「考えが甘い部分」があったのです。

郊外の家を買う前に考えるべきだったこと

こうやって、自分の甘かった部分を反省すると、家を買うと決める前に考えるべきだった事柄が見えてきます。

保育園の確保が出来るのか?

正直、これは本当に考えが甘かったです。

ちょっと田舎だからとナメてかかってましたね。

実際に保育園のことを調べ始めたのも購入を決めた後でしたし、完全に私のミスです。

家を買う前に一度、市役所に問い合わせをして中途入園の可能性や受け入れ状況等、聞き込み調査をすべきでした。

実際に希望の保育園に入れる確率はどのくらいあるのか、入れなかった場合の代わりはあるのか等々、事前に調べておくことで家の購入決断にも影響があったな、と後から思いました。

通勤時間を体感すべき

通勤時間については、家が欲しいという欲望のあまり「少々遠くなっても大丈夫!」と変な自信を持ってしまったのがそもそもの大失敗です。

こちらも、購入を決める前に「体感」すべきでした。

現地には車で行ったことがあっただけで、実際に通勤にかかる時間と言うものが実感としてなかったのです。

同じ通勤時間1時間でも、乗り換えの数や駅からの家や会社の距離によって感じる疲れも違ってきます。

まして、私の場合はそれまで家から会社までドアツードア30分、電車の乗り換えも無かったのが引越し後は1時間50分と大幅アップだったのです。

購入決定前に少なくとも一度は会社から家を建てるであろう場所まで電車で往復してみるべきでした。

体感をして初めて「この生活が毎日出来るか?」ということをしっかりと考えられると思いましたね。

決して営業さんの「皆さん郊外に家を買われて、これくらいの距離は普通に通勤されてますよ~」という軽い言葉を鵜呑みにしてはいけなかったのです。

子供に与える影響を考えるべき

正直、まだ小さいし子供はすぐに慣れるだろう、という根拠のない思いがありましたが、全く違いました。

それまでの生活が子供達にとってかけがえのないもので、とても楽しいものだったのです。

それを、親の勝手な決断により奪い取り、振り回してしまったのです。

引越しによって与えるであろう子供への影響というものについて、もっとしっかりと考えるべきでした。

本当にそこに一生住むことが出来るのか?

「家は一生に一度の大きな買い物」なんて言われたりもしますね。

実際には二度三度と買う人も居るでしょうし、「家は3回建ててやっと理想にたどり着く」なんてことも聞いたりします。

でも、多くの人にとって、家は一生に一度の買い物であることに違いませんね。

我が家も「ずっとここに住む!」という気持ちで郊外に家を建てたはずなのですが、覚悟が足りなかったですね。

なぜか、引越し早々「本当にここに一生、死ぬまで住むんだろうか?」と疑問に感じてしまってました。

こういうのが馴染めなかった要因でもあるんでしょうね。

きっと、無条件肌にあった場所なら、郊外だろうが通勤時間が長かろうがどうにかして乗り越えられたんだと思います。

私は、そこまでの気持ちになれなかったんですよ・・・。

住み替えの可能性についても熟考すべき

ずっとそこに住み続けるかどうかを考えると同時に、将来の住み替えの可能性についても良く考えるべきです。

今まさに、新しい家を建てようと計画を立てている時にそんなこと考えられるか!と思われるかもしれません。

でも、縁もゆかりもない郊外に家を建てるのなら、住み替えの可能性については絶対に考えておいた方が良いです。

我が家の様に定着出来なかった場合に、早々に家を売却ということもあり得ますから・・・。

郊外の築浅注文住宅は・・・なかなか売れません!

これについては別の記事でまた書きたいと思います。

まとめ

郊外に家を持つことは、自分のライフスタイルにピッタリ来ればとても素敵な事だと思います。

ただ、実際に家を買って住み始めてからのことをあらかじめしっかりとイメージしておかなければ、場合によって我が家の様に後悔することだってあります。

マイホームはうまくいけば家族がより幸せになれるものになりますし、また、その逆もあるということです。

郊外の家の購入を検討されている方のご参考になれば嬉しいです。

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