夏祭りや花火大会に欠かせない「浴衣」ですが、季節柄予想外の雨に遭うことも。
気をつけていたつもりでも雨が強いと泥はねがついてしまいますね。
お気に入りの浴衣が泥はねで汚れてしまうのは本当に残念です。
今回は、突然の雨などで泥はねが付いてしまったゆかたの汚れの落とし方についてご紹介します。
浴衣についてしまった泥はねの落とし方
夏祭りや花火大会にはやっぱり浴衣が似合います。
でも、季節柄突然の雨に遭ってしまうこともありますね。
特にここ最近ではゲリラ豪雨で局地的に大雨となることも多く、折角の浴衣が雨に濡れてしまったりも。
花火大会の観覧場所として定番の河川敷などは、雨が降ると地面がぬかるんで泥はねが浴衣につきやすくなります。
濃い色の浴衣なら泥はねもそれほど目立たないかもしれません。
でも、白や淡い色の浴衣の場合は泥はねがつくとかなり目立ってしまいますね。
そんな浴衣の泥はねは早目に落としてしまいましょう!
家に帰ったらすぐに洗濯!
①泥をブラシで軽くはたいて落とす
②固形石鹸を汚れた部分につける
③ブラシで優しくたたいて汚れを浮かせる
④流した後、洗濯
手順はざっとこんな感じです。
まずは、ブラシで泥汚れをササッとはたいて表面に付いた泥を落とします。
次に、汚れの部分を水で軽く濡らし固形石鹸(お風呂で使うやつね)を汚れの部分に塗り込みます。
泥汚れは洗濯洗剤よりも固形石鹸の方が良く落ちますよ。
未使用の歯ブラシなどで、泥汚れの部分を軽くたたくような感じでこすり、汚れを浮かせます。
汚れが浮いたら水ですすいだ後、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗います。
洗濯機で洗う時は、お洒落着コースが安心ですよ。
浴衣の汚れに漂白剤は使ってOK?
泥汚れって普通の洗濯洗剤ではなかなかスッキリと落とせないですよね。
そんな時、汚れをキレイに落とすために漂白剤を使いたくなりますが、これはおすすめできません。
とくに、塩素系の漂白剤では色移りやにじみが出てしまう可能性が高いです。
どうしても漂白剤を使いたい場合には、液体の酸素系漂白剤を使うようにしましょう。
酸素系漂白剤なら、色移りを防ぎつつ汚れをキレイに落としてくれます。
ただ、やはり泥汚れ自体は固形石鹸が一番ストレスなく落とせると思いますので、まずはそちらから試してみてください。
酸素系であっても漂白剤を使う場合は、念のためまずは目立たないところでテストをしてから使うようにされるのがいいかと思います。
浴衣の汚れの落とし方は?
ここまでは、浴衣についた泥はねの汚れの落とし方についてご紹介しましたが、浴衣の汚れは泥汚れだけではないですよね。
浴衣を着る時期と言えば暑いです。
なので、一回着ただけで結構な汗や皮脂汚れが浴衣に付いてしまうんですよね。
汗や皮脂の汚れが付いた浴衣は早くキレイにしたいところ。
浴衣ってクリーニングに出さなきゃ!と思っている人、結構多いんですが、そんなことありません。
浴衣の素材は基本的に綿が多いと思います。
なので、通常自宅の洗濯機で洗えます。
洗剤は中性洗剤を使って、念のために「お洒落着洗い」「ソフト」といったコースで洗うと良いでしょう。
これだけでよっぽどひどい汚れでなければキレイになりますよ。
それでも、洗濯機はちょっと心配・・・という場合は手洗いにされたら良いかと思います。
最後に洗濯のりを少し入れるとパリッと仕上がりますよ。
脱水は短めで軽く水がしぽれたくらいで止めます。
汚れが落ちたらシワを叩いて伸ばし、形を整えて物干し竿に直接袖を通して干すようにしましょう。
脱水を短めにしておけば水分を多く含んだ浴衣の重みで干している間に自然とシワが伸びてくれますよ。
クリーニングに出さなくても自宅でササッと洗ってしまえば、またすぐに清潔で気持ちの良い浴衣が着られます♪
参考浴衣の洗い方やしまい方についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています♪まとめ
浴衣についてしまった泥はねの落とし方や洗い方についてご紹介しました。
お祭りや花火大会では浴衣の汚れを気にすることなく思いっきり楽しみたいですよね。
洗い方を知っておけば少々の汚れは怖くありません!
お気に入りの浴衣でどんどんお出かけなさってくださいね♪