クローゼットに発生してしまったいやーなカビ!
服にもカビや臭いが付着して、気持ちが悪いですね。
一度発生したカビは除去するのがなかなか難しかったりしますね。
放っておくとどんどん広がってしまうので早目のカビ取りと再発防止対策が必要です!
今回は、クローゼットに生えてしまったカビの落とし方や、再発を防止する予防方法についてご紹介します。
クローゼットのカビの落とし方は?
梅雨のジメジメ時期や冬の暖房&加湿によって、クローゼットにカビが発生してしまうことがあります。
清潔にしていたつもりでも、カビにとって良い環境が整えば発生してしまうんです。
・気温20~30度
・湿度60%以上
・汚れ・ホコリ・人間の皮脂などエサになるもの
このように、温度と湿度と栄養の条件が揃えば、カビは発生しやすくなります!
クローゼットの様に、空気がこもり湿気がたまりやすく、知らず知らずにホコリが溜まってしまう場所は、カビにとっては最高の環境なのです。
クローゼットにカビが生えているのを見つけたら、すぐにカビ取りをしましょう!
クローゼットを空にする
まずは、クローゼットの中のものを全部出して空っぽにします。
クローゼットにカビが生えているのであれば、服にも生えてしまっている可能性があります。
取りだした服は全てしっかりとチェックしましょう。
カビをふき取る
クローゼットを空にしたら、発生してしまっているカビを取り除かなければなりません。
まずは、50度以上のお湯と布を準備します。
お湯に布を浸けて絞ったら、カビが生えている部分を広げないように布でふき取ります。
水拭きでなく湯拭きにしましょう。
これは、ふき取った部分を早く乾かすためです。
掃除機でカビを吸ってしまうとカビの胞子が拡散してしまって逆効果です。
必ず、ふき取るようにしましょう。
除菌する
カビをふき取ったら、除菌です。
消毒用のエタノールをスポンジなどに含ませ、しっかりと拭いていきます。
拭いた後は、クローゼットの扉を開けたままにし乾かします。
少なくとも、半日は開けたままにしてしっかりと乾かしましょう。
エタノールはカビの除去には適していますが、カビによって出来たシミを消すことはできません。
カビが酷く発生して、ふき取ってもシミが残ってしまう場合は台所用の塩素系漂白剤などでシミを落としましょう。
「漂白剤:水」を「1:4」で薄めて、シミの部分に塗布します。(木材は変色の可能性があるので、まずは目立たないところで試してからにしてくださいね)
30分~1時間置いて水拭きをし、漂白剤をしっかりと落とします。
シミ取りが終わったら、クローゼットの中を十分に乾かしましょう。
クローゼットのカビを予防する方法
クローゼットのカビを除去したら、もうカビを発生させたくないですよね。
カビを発生させないためには、しっかりと予防・対策する必要があります。
時々開けて空気の入れ替え
クローゼットは扉を閉じている時間が長いので、どうしても空気がこもってしまいますね。
空気がこもると同時に湿気もこもってしまうので、梅雨の時期などはカビが生えやすくなってしまうんです。
クローゼットや服にカビを発生させないためには、時々しっかりと扉を開けて換気し、空気を入れ替えることが大事です。
扇風機を当てたり、エアコンの除湿機能を使うのもよいですね。
ホコリを溜めない
お部屋は細目に掃除をしていても、クローゼットの中までしっかりと、となるとなかなかですよね。
でも、クローゼットの中、特に奥の方や隅っこはホコリがとても溜まりやすいです。
これを放っておくとカビのエサとなってしまいます。
クローゼットの中もホコリが溜まらないように細目に掃除をしましょう。
服は詰めてかけない
クローゼットにカビが生えてしまう原因の一つに、「服をたくさん詰め込み過ぎている」と言うことも考えられます。
服をぎっちぎちに詰めてハンガーにかけていると、クローゼットの中の空気がこもりやすくなってしまいます。
ハンガーにかける洋服は、服同士がくっつかないように少し隙間が空く程度が良いです。
服って年々増えていって気が付いたらクローゼットがぎゅうぎゅうなんてことになりがちなんですが、定期的に服のチェックをして、着ないものは処分するのも大事ですよ。
クリーニングのビニールは外しましょう
季節の変り目に服をクリーニングに出して、その後、クリーニングのビニールがかかったままクローゼットに仕舞い込んでいませんか?
ビニールのかかった状態では、通気性が悪く湿気がたまりやすくなってしまいます。
面倒でもクリーニングに出した服はビニールを外し、不織布のカバーなどに取り換えてからしまうようにしましょう。
除湿剤を活用
クローゼットにカビを発生させないためには、換気と同時に除湿剤も活用したいですね。
市販の除湿剤でも良いですし、自宅に重曹がある場合は、重曹も効果的ですよ。
適当な大きさの容器に重曹を入れてクローゼットに置いておけば湿気を吸ってくれます。
湿気を吸って固まったたら、その部分だけ取り除けば引き続き使うことができますよ。
減ってきたら足せばそのまま使えるのでおすすめです。
まとめ
クローゼットに生えてしまったカビの落とし方や、その後の再発防止策についてご紹介しました。
カビをキレイに落としたら、良い機会と思って服の断捨離やクローゼットの中のレイアウトを工夫されるのも良いですね。
カビの生えにくいクローゼットにすることで、服も把握しやすく管理も簡単になりますよ。