東名高速大和トンネルがまた渋滞!その理由と渋滞回避について

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高速道路で日本屈指の渋滞ポイント東名高速「大和トンネル」。

なぜ大和トンネルはこんなに頻繁に渋滞するのでしょうか。
その理由についてと、渋滞回避はどの様にするのが良いのかについてお話します。

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東名高速大和トンネルがまた渋滞!

お盆・年末年始・連休等、日本中の人達が一気に動きを見せる時はテレビのニュースや情報番組などで必ずと言っていいほど耳にする東名高速大和トンネルでの渋滞情報。

普段高速道路を余り利用しない人にとっては、こういった連休などの人が動くときのみの光景のようにも見えますね。
でも実際は、大和トンネル付近での渋滞は何も連休中にのみ起きるわけでは無く、日常的に起きているのです。

渋滞が起きやすい時間帯は?

ざっくりと言うと、平日は上り線は午後から夕方帰宅ラッシュの時間帯にかけて、下り線は早朝から出勤ラッシュの時間帯にかけてが最も渋滞が起きやすいです。
ただ、これはいわゆる「自然渋滞」と言うもので、当然ですが事故渋滞の場合は同じ渋滞でも状況が全く変わってきます。

たまのレジャー等でしか高速道路を使わない人には、それほど気になることでは無いと思いますが、週に1~2度は必ず大和トンネルを通過しなければならない私にとっては、この、大和トンネルの渋滞は本当に厄介な存在なのです。

大和トンネルでの渋滞の理由は?

毎日の様に起きている大和トンネルの渋滞。

事故が発生しているわけでもないのにどうしてこんなに渋滞が頻発してしまうのでしょうか?

渋滞理由その1:坂

自転車や徒歩と違って車に乗っていると気付きにくいのが坂、しかも比較的緩やかな坂。
大和トンネルはそんな坂の頂上付近にあるのです。

急こう配の坂であれば当然坂だと気づきますが、大和トンネル付近は割と緩やかな長い坂が続きます。
その為、ドライバーが知らず知らずの内に減速してしまい、その結果、車が詰まって渋滞になってしまうのです。

特に、上り線の場合は下り坂が終わって長い上り坂になり気付かないうちに減速してしまっているところへ大和トンネルが登場で更に減速、頂上はトンネルを抜けた更に先になりますので、自然渋滞が起きやすいのです。

渋滞理由その2:トンネルの形

東名高速大和トンネルは山をくり抜いて作ったトンネルではなく、付近を軍機が行き来するためその安全対策として出来たトンネルです。
その為、通常のトンネルのような丸い形ではなく、天井が低く平らで、ドライバーにとってはやや圧迫感のある形状をしています。
その平らな形状からトンネルに入る際に、圧迫感を感じて皆自然と減速をしたり、ブレーキを強めにかけたりしてしまうのです。

特に下り線の場合は、大和トンネルに入る手前で上り坂から下り坂に替わり、ちょうどスピードに乗ってくる頃に大和トンネルに入ることになり、その圧迫感からより強くブレーキを踏んでしまい、上りが終わって流れかけていた渋滞が再び発生してしまうのです。

その為、大和トンネルを抜けた先にある「綾瀬バス停」辺りでウソみたいに渋滞が無くなります。
「さっきまでの渋滞はなんだったの?!」と思うくらいいきなり流れるようになります。

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渋滞理由その3:車線が減る

これは上り線の場合に限ってですが、海老名ジャンクションのところで3車線から4車線に増えた道路が大和トンネルを前に3車線に減ります。

その為、そこまでの流れよりも詰まりやすい状況になってしまうのです。

こういった複数の条件が相まって、渋滞が頻発してしまうのです。

東名高速大和トンネルの渋滞回避はどうする?

そんな頻発する東名高速大和トンネルの渋滞ですが、できることなら渋滞回避したいものですよね。

最も簡単なのは、「時間をずらす」。シンプルにこれです。

通勤や決まった予定があって、どうしても渋滞しやすい時間に通行しなければならない場合は仕方ありませんが、帰省や旅行など、時間に縛られていない場合には、あらかじめ渋滞が起きるであろう時間を避けて通行されるのが最善です。

渋滞が起きやすい時間
上り:午後から帰宅ラッシュの時間帯
下り:早朝から通勤ラッシュの時間帯

但し、休日には若干の違いが出てきます。
上りも下りも渋滞の時間帯が平日より遅くまで伸びる傾向にあります。

都心から郊外へ向かって下り線を走るなら、早朝と言うよりは夜中の内に出発するか、逆に午後からの出発にするのが良いでしょう。
また、上りの場合は午前中に大和トンネルを通過出来ればスムーズに行ける可能性が高いです。

また、事前に渋滞情報は要チェックです!

事故渋滞の場合はどうする?

自然渋滞と違い予測できないのが事故渋滞です。

事故渋滞にかかると本当に厄介で、その状況により抜けるまでの時間がとてつもなく長くかかったりもします。

事故渋滞を回避するためには常にラジオや高速の渋滞情報をチェックするように心がけ、あらかじめ事故渋滞が発生していることがわかれば、場合によって一般道へ降りるという選択もできます。
但し、この一般道へ降りて迂回するという手段は、経験上、付近の土地勘がない人にはあまりおすすめできません。

渋滞回避のために一般道へ降りようとすると、同じ考えの車でインターチェンジの出口付近で大混雑が起きます。
更に、東名高速沿いを走る国道246号線は元々交通量が多いところへ高速からの合流が重なって更なる渋滞へと発展します。

信号もたくさんあるので、最悪の場合は、交差点で先が詰まっていて流れないままに赤信号に替わってしまい、少し空いても信号待ちをしている間に右左折の車で結局詰まり、次に青信号に替わっても進めない、という最悪なパターンもあり得ます。

そして、その大混雑の246号線を更に回避して別の道に入ってみても、最終的にどこかで合流する際に道が詰まっていて合流できないか、知らない回り道へと更に入ってしまうかという負のスパイラルへと陥ります。

事故渋滞で高速が詰まったとしても、一般道に行かないで流れるのを待つ方が結果として早く渋滞を抜けられるということを、私は過去何度も失敗したことで学びました。

まとめ

避けられるものなら避けたいのが「渋滞」。

東名高速大和トンネル付近の渋滞はもはや「日常」のことですので、時間をずらせる人はずらし、ずらせない人は渋滞にかかる時間も考慮して出かけるよう事前に対策をしましょう。

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