古くから、節分には豆や恵方巻きと合わせていわしを食べる風習がありますね。
節分になるとスーパーやデパートのお惣菜コーナーにはずらっといわしの塩焼きが並びます。
縁起物として美味しく食べたいところですが、いわしは青魚特有の臭みがありますね。
この匂いが苦手!という人も多いですね。
今回は、いわしの臭いが苦手で節分のいわしが食べられない人へ、美味しく食べるためのレシピをご紹介します。
節分のいわしの塩焼きが苦手!
節分と言えば「豆まき」と、最近では豆まき以上に「恵方巻き」に注目が集まりますが、忘れてはならないのが「いわし」です。
古くから節分にはいわしの塩焼きを食べ、残ったいわしの頭に柊の枝を指して玄関先に飾る「柊鰯(ひいらぎいわし)」という風習があります。
これは、鬼の苦手ないわしの臭いと柊の葉のトゲで鬼を寄せ付けない、という意味があるんですね。
そんな訳で、節分になるとスーパーやデパ地下で沢山のいわしの塩焼きが並ぶ訳です。
節分には恵方巻きといわしの塩焼きに汁物などが食卓を彩りますが、いわしの塩焼きには独特のくさみがありますね。
青魚特有のにおいですが、塩焼きだと結構魚のにおいがダイレクトにくるので全く食べられないという人も。
また、いわしには細かい骨があるので、焼きたてならともかく、塩焼きにして冷めた状態だと身が上手にほぐせず食べにくかったりもしますね。
折角の節分なのでどうにかいわしを食べたいけど塩焼きはちょっと・・・と言う場合は、ムリに塩焼きに挑戦するのではなく、臭みや骨が気にならない調理法でいわしを食べられてはいかがでしょう。
いわしが苦手でも美味しく食べられるレシピは?
いわしを使ったメニューで代表的なものと言えば「つみれ」ではないですか。
子供でも食べやすい、というのでいわしのレシピとしては人気かな、と思います。
でも、個人的に「つみれ」ってそんなに臭みはなくならないような・・・気がしませんか?
確かに骨は気にせず食べやすいですが、青魚特有のにおいと言うのはバッチリ残っているような・・・
と言う訳で、今回はつみれ以外のいわしのレシピをご紹介です!
今回ご紹介するレシピではどれも、いわしを「手開き」したものを使います。
「魚を開く」と聞くとなんだか難しそうな気がしますが、包丁で三枚におろしたりするのに比べ「いわしの手開き」は簡単ですし、食べる時に骨が気にならずに済みますので是非挑戦してみてくださいね。
「いわしの手開き」はこちらの動画がとても分かりやすいのでご参考に♪
いわしを捌く時に出た「いわしの頭」は捨てないで、軽く焼いて「柊鰯」にして玄関先に飾りましょうね!
チェック柊鰯の飾り方はコチラの記事をご参考に。▶️節分のいわしの飾り方は?いつまで飾るかと片付け方についても
いわしの手開きが出来たら、あとはお好きなレシピに挑戦です!
沢山あるいわしを使ったレシピの中から臭いが気にならず美味しく食べられるものを選びました。
いわしの美味しいレシピ
今回は、オレンジページnetで見つけたいわしが美味しく食べられるレシピをご紹介します。
いわしのフライ
いわしはフライにすることで身がふっくらとし、また、下味にしょうが汁を使うことで臭みが気にならなくなりますよ。
いわしのカレー粉焼き
カレー粉ってホント万能選手です^^
カレーのスパイシーな風味がいわしの臭みを消してくれるので、子どもも喜んでくれる味になりますよ。
いわしの南蛮漬け
南蛮漬けは、青魚の臭みを抑えて美味しく食べるレシピの代表ですね。
カラッと揚げたいわしを甘酸っぱい南蛮酢に浸ければ、さっぱりだけどしっかりとしたおかずの出来上がり♪
まとめ
節分は是非美味しいいわし料理を食べ、柊鰯を飾って鬼を撃退しましょう!
勿論、豆と恵方巻きも一緒に♪
恵方巻きに合うその他のおかずもコチラの記事でご紹介していますので、節分の日のメニューのご参考になさってくださいね。