頭痛持ちの人にとって、日常生活で頻繁に起こる「片頭痛」。
「あーまたか」と思いつつ、頭が痛くともすぐに横になって休むのは難しいのが実状では?
頭痛がしたら頭痛薬の登場ですが、これが効かないことってありますよね?
今回は、頭痛薬を飲んでも治らない時に考えられる理由や、頭痛薬の飲むタイミング、そして症状がいつもと違う場合にどうすべきかについてまとめました。
頭痛薬が効かないのはなぜ?
頭痛って辛いですよね。
片頭痛持ちの人にとって、頻繁にやって来るあの痛み。
頭が痛い時って、ちょっと横になって目を閉じて休みたいですが、日常生活の中ではそれがすぐには難しいことも多々ありますね。
仕事中だったり、お出かけ先だったりすると、頭痛が起きても我慢して過ごさざるを得ないことが多いのではないでしょうか。
そんな時頼りになるのが「頭痛薬」ですね。
私も片頭痛持ちなので、常に頭痛薬は持ち歩いています。
頭が痛くなったとき、頭痛薬を飲んで暫く待つと通常は痛みがすーっと抜けて行くものですが、たまに頭痛薬を飲んでも効かないことってありますね。
頭痛薬が効かない時って、薬を飲んで横になっていても全然治らなかったり、酷いと吐き気をもよおしたりということも。
そもそも、頭痛薬が効かない理由はなんでしょう?
もしかしたら、片頭痛とは違う別の理由があって薬が効かないのかも知れませんが、片頭痛なのにいつもの薬が効かない場合は、飲むタイミングを間違っている可能性があります。
頭痛薬を飲むタイミングは?
私は長年頭痛持ちで、いつどこで片頭痛になっても良いように、常に頭痛薬を持ち歩いています。
正直、調子の良い時でも一ヶ月に一度程度は頭痛薬のお世話になっていますが、調子悪いと数日頭痛が続いて連日頭痛薬が手放せない、ということもあります。
そして、なぜか頭痛薬を飲んでも効かない時があり、数時間空けてまた飲んで、それでも効かないということが時々ありました。
こんなに長年頭痛もちでいたにもかかわらず、いや逆に頭痛があるのが日常だったから、「病院で診てもらう」ということをしてきませんでした。

でも、頭痛が数日続き、薬を飲んでも全然効かず、めまいなんかもちょっとあったりしたので思い切って脳神経外科を受診してみました。
そこで、先生に言われて知ったのが、
「頭痛薬は痛みが強くなってから飲んでも効かない」
と言うこと。
こんなの常識、と思われるのかな??
でも、ずーっと頭痛持ちで暮らしてきた私は知りませんでした。
だから、私みたいに頭痛薬を飲むタイミングを間違っている人が他にもいるのでは?と。
片頭痛の薬というのは「なんか、痛くなりそう・・・」とこれから痛みがやってきそうだ!という時に飲むのが良いそうです。
痛みのピークになってしまってからは薬の効果が発揮されにくいそうで。
知らなかった・・・と同時に、頭痛外来に来てよかった!と思いましたね。
これまで私は頭が痛くなってくると、薬は結構ギリギリまで我慢して「もうムリ!」と言うところで飲むことが多かったんです。
だから、一回飲んだだけでは効かないことが多かったんだ、と思いました。
頭痛薬を飲む目安としては、
・お辞儀をしたり頭を左右にふったら痛みを感じる
こういう症状があったら飲み時です。
痛みが本格化する前に抑える。これが片頭痛対策です。
頭痛の症状がいつもと違う時はどうする?
頭痛薬が効かない時に、飲むタイミングを間違っている場合についてお話しましたが、それ以外の理由で効かないということも考えられます。
片頭痛持ちの人にとって、頭痛はしょっちゅうなので痛み方がいつも同じか、それともちょっと違うかというのは自分でもわかると思います。
自分の頭痛の様子がどうなのか、自分自身でしっかりと感じて、痛い場所や痛み方の違い、頭痛以外のめまいや、吐き気、視野が狭い、手足のしびれなどと言った症状も見られるときは、早目に病院へ行って診察を受けるようにしましょう。
出来れば頭痛外来のある脳神経外科とかが良いかと思います。
まとめ
頭痛薬が効かない場合の、薬の飲むタイミングや症状がいつもと違う場合にどうするべきかについてまとめました。
薬を飲むタイミングなんて、空腹でないかくらいしか考えたことがなかったので、病院でしっかり聞いてみるというのは大事だな、と思いましたね。
私と同じように「知らなかった!」と言う方は、今後、頭痛薬の飲むタイミングに気をつけたり、一度頭痛外来に行かれることをおすすめします!