おたふく風邪、完治までの期間は?出席停止日数や登校許可書について

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子供がおたふく風邪にかかったら、完治までどれくらいかかるのでしょう?

おたふく風邪は感染すると、耳の下の腫れが数日間続いてしまいます。

完治までに時間のかかる感染症は、登校(登園)停止の期間が気になりますね。

今回は、おたふく風邪にかかったら完治までの期間はどのくらいになるのか、また、出席停止の期間や登校(園)許可書の必要性の有無など、感染後に気になることについてまとめました。

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おたふく風邪、完治までの期間はどれくらい?

我が子がおたふく風邪にかかって顔を腫らしている姿は痛々しいものですね。

おたふく風邪は、予防接種を受けていてもうつってしまうことがあります。
参考おたふく風邪は予防接種しててもうつる?症状と治るまでの期間について

おたふく風邪は感染すると完治までにどれくらいの期間を要するのでしょう。

実際のところ、おたふく風邪にかかった時の症状の出方というのには個人差が大きく出るんです。

例えば、不顕性感染と言って、感染しているにも関わらず症状が出ない人もいます。
これが案外多くて、感染した人の3割程を占めると言われているんです。

逆に、ものすごく時間のかかる人もいます。

まず、おたふく風邪の潜伏期間が16~18日と長く、症状が出始めてからピークまでは2~3日です。
そして、長引くと腫れが引くまで10日程かかる場合もあります。

中には、2週間腫れが引かなかった、という人もいるようですので、出来るだけ長引かせないためにも、腫れが見られる間は本人が辛そうでなくとも安静にしておくべきですね。

場合によってはおたふく風邪から水膜炎や難聴など合併症を引き起こすケースもります。

甘く見ないで、しっかり休むことが重要ですね。

おたふく風邪の出席停止日数は?

完治までの期間には個人差がかなりあることは分かりましたが、一般的におたふく風邪に感染すると学校や幼稚園・保育園などへの出席停止日数の基準はまた少し違います。

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文部科学省が定めた出席停止期間はこのようになっています。

耳下腺、顎下腺又は舌下腺の腫脹ちょうが発現した後5日を経過し、かつ、全身状態が良好になるまで

なんだか難しく書いてありますが、簡単に言うと「症状が出てから5日を経過していて元気になってたら出席できますよ」ということですね。

なので、症状が軽くて余り熱が出たり腫れが酷くなくても5日間は休まなければならないですし、発症して5日が過ぎていても腫れが酷かったり元気がなかったりしてもこれまた休んだ方がよい、ということになります。

おたふく風邪にかかったら登校許可書が必要?

おたふく風邪の症状も落ち着き、出席停止期間が過ぎたら、自己判断で登校・登園しても良いのでしょうか。

これは、お住まいの地域や、学校・園により違います。

なので、登校(園)許可書が必要かどうかについては、必ずお子さんの通われている学校・幼稚園・保育園にご確認くださいね。

また、おたふく風邪は第二種の感染症に分類されるのですが、第二種の場合は基準としては、お医者さんの診察で感染の恐れが無いと判断された場合は、基準の期間でなくとも出席OKという事もあるようですね。

いずれにしても、自己判断で「基準の期間を過ぎたから」と、登校(登園)させてしまうのはやめましょう。

回復してきたら再診を受けて、きちんとお医者さんに「OK」をもらいましょうね。

まとめ

おたふく風邪に感染した場合の、完治までの期間や学校などへの出席停止の日数、登校許可書の必要性などについてまとめました。

両親ともにお仕事をされていると、お子さんの出席停止期間が長引くと職場への影響が気になってしまったり、という事もありますね。

症状が軽かったりすると早く登校・登園させたい、という気持ちになる場合もあるかもしれませんが、他の子へのウイルス拡散の心配や万が一の合併症などの恐れもあります。

おたふく風邪と診断されたら、お子さんがバッチリ元気!になるまでしっかりと休ませてあげてくださいね。

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