おたふく風邪は予防接種を受けていればうつらないのでしょうか?
幼稚園や保育園でおたふく風邪が流行り始めると、結構な勢いで園で感染が広がったりします。
そんな中、「うちの子はおたふく風邪の予防接種受けてるから大丈夫!」と安心していて良いのでしょうか?
おたふく風邪について、予防接種を受けていたウチの子の経験を元にまとめてみました。
おたふく風邪は予防接種しててもうつる?
子供が感染症にかかると心配ですね。
特に、幼稚園や保育園に通っていると、園で流行っている病気はどうしてももらいやすくなってしまいます。
「おたふく風邪」もそんな感染症の一つ。
出来ることなら防ぎたい!と、最近は小児科で早目に予防接種を受ける子も多いですね。
では、おたふく風邪は予防接種を受けていればうつらないのでしょうか?
残念ながら、おたふく風邪は予防接種を受けていてもうつることがあるんです。
実際、ウチの子がそうでした。
予防接種を受けることで、多くの場合おたふく風邪への感染を防げると思いますが、ウケれば100%感染が防げるというものではないんです。
また、子供の場合はワクチン接種は2回が標準とされています。
ウチの子がおたふく風邪にかかった時は2回目をまだ受けていませんでした。
ワクチン接種1回だけだと、有効性が落ちてしまったりすることもあるようです。
とは言え、1回目のワクチンを接種してから通常は結構間を空けて2回目を受けるケースが多いようですので、その間にかかってしまうということは大いにあり得ますね。
おたふく風邪はどんな症状が出るの?
では、おたふく風邪にかかるとどんな症状が出るのでしょう。
まず、特徴的な症状として「頬が腫れる」ですね。
正確には頬ではなく「耳の下」が腫れます。
なので、おたふく風邪は医学的には「流行性耳下腺炎」と言われますね。
おたふく風邪に感染すると、主に耳の下が腫れたり、発熱があったりします。
頬や耳の下あたりが腫れる病気と言うのは他にもあるので、パッと見おたふく風邪にかかっているのかどうかを判断するのは難しいです。
ちなみに、うちの子がおたふく風邪にかかった時は結構腫れました。
参考までに、こんな感じです。
ウチの息子は、右側だけが腫れ、左が腫れた記憶が無いですね・・・
ただ、右側はかなり腫れました。
そして、熱も1日だけですが発熱がありましたね。
でもおそらく、予防接種のおかげでしょう。
本人、全然辛そうじゃなかったです。
結構腫れてるのにケロッとしてましたね。
保育園行けなくて退屈~って感じでした。
おたふく風邪の予防接種では100%の予防は出来ない、と言いましたが、受けていることでかかってもうちの子の様に軽くて済む可能性は高いです。
なので、予防接種受けておいてよかったな、と思いましたね。
おたふく風邪が治るまでの期間はどれくらい?
おたふく風邪にかかってから、治るまでの期間には人により個人差が結構あります。
腫れが2週間程引かなかったという人もいれば、殆ど腫れなかった、という人もいます。
ただ、予防接種を受けていた場合は早目によくなる可能性が高いですね。
うちの子も熱が出たのは1日だけでしたし、腫れも案外早く引きました。
でも、かかりつけの小児科では数日後に再度受診するように言われ、再診しきちんと登園許可書も書いていただきました。
文部科学省の定めた基準によると、おたふく風邪にかかった場合の出席停止期間はこのようになっています。
なんだか分かり辛いですね・・・^^;
これは、要するにおたふく風邪の感染力が弱まるのが発症後5日後程度ということがあるからですね。
併せて、腫れも引いて本人も元気であればよし!ということになりますね。
登園・登校するにあたっての証明書については、園ないし学校によって基準が多少異なるかと思いますので、お子さんの通われているところに一度確認されるのが良いかと思います。
まとめ
と言う訳で、「おたふく風邪は予防接種を受けていてもかかることがある」のでした。
お子さんにおたふく風邪のような症状がみられているなら、予防接種をしているから、と安心してしまわずに早目に病院で診てもらいましょう。
早く良くなると良いですね!