喪中は初詣を控えるべき?厄払いやお祓いもNG?

jinja

喪中で迎えるお正月は初詣に行くのも控えるべきでしょうか。

また、喪中であると同時に、あなた自身が厄年だったり辛いことが続いたりしていた場合、初詣と併せて厄払いやお祓いをしたい、と考えることもありますね。

今回は、喪中時の初詣について、お話します。

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喪中は初詣を控えるべき?

喪中時に迎えるお正月。

いつものお正月なら必ず行く初詣も「喪中」の時って行って良いのかちょっと迷いますね。

喪中の初詣についてはお寺と神社で違ってきます。

お寺への参拝は問題なし!

まず、お寺への初詣なのですが、こちらは行って問題なしです。

そもそも、お葬式だって法事だって和尚さんに来ていただいたり、お寺で行いますよね。

ただ、お寺はお正月になってからと言うよりは12月31日の除夜の鐘がなる頃に参拝する、というイメージではありますが。

神社への参拝は「忌明け」がポイント!

お寺と違って、神社の場合は注意が必要です。

神社への参拝を控えるかどうかは「忌中」であるか「喪中」であるか、と言うところが重要になります。

「忌中」は神社への参拝は控える

忌中と言うのは、故人の四十九日法要が終わるまでの期間、分かりやすく言うと亡くなられてから50日を過ぎるまでの期間の事です。

この間は、悲しみに暮れ、故人を偲ぶことに専念する期間賭されているので、神社への参拝はもちろんの事、お祝いの席への出席なども控える時期とされています。

ですので、お正月を迎えた時にまだ忌中の場合は、当然、神社への初詣は控えましょう。

「喪中」は「忌明け」なら参拝可

喪中と言うのは、身内の方が亡くなられてから最大で1年(13か月)の期間を指します。

厳密には身内の誰が亡くなったかによって、喪中の期間と言うのは違うのですが、一般的に1年と考えていれば良いかと思います。

先程の「忌中」が四十九日法要までの期間とお話ししましたが、この法要が終わると「忌明け」となります。

忌明け後も喪中であるので、故人を偲ぶ気持ちは変わりませんが、徐々に、日常を取り戻すべく普段の生活へと戻していく時期です。

そして、神社への参拝についても、忌明け後は参拝して問題ありません。

ですので、お正月を迎えた時に、既に「忌明け後」であれば初詣に行っても構わないのです。

喪中の初詣で厄払いはしても良い?

kannushi

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次に、厄払いについてです。

喪中で迎えた新たな年が自分にとって「厄年」に当たることだってありますね。

そうなると、やっぱり「厄払い」はしておきたいところです。

折角なら初詣と共に厄払いをしてその一年を健康に安全に過ごしたいものです。

この場合も、忌明け後かどうか、というところにポイントをおいて考えましょう。

忌明け後であれば初詣に行き、厄払いもしてもらいましょう。

もし、まだ忌中である場合は、参拝を避け忌明け後に厄払いをしてもらうと良いですよ。

喪中の初詣でお祓いはしても良い?

初詣に行くと同時にお祓いをしてもらいたいという人もいるでしょう。

喪中にお祓いをしてもらいたい、と考える人は結構いるのではないでしょうか。

我が家がまさにそうでした。

初詣の時期とは違いましたが、身内に不幸があったのと同じ時期に家族がトラブルに巻き込まれたりして、辛いことが続いたのです。

それで、お祓いをしてもらおう!ということになりました。

こんな風に、喪中と何か別の辛いこと・苦しいことが起こると、お祓いをして心身をスッキリとさせたいと考えるのではないでしょうか。

お祓いについても、考え方は同じ、「忌明け後」となります。

嫌なことが続くとすぐにでもお祓いしてもらいたい気持ちになりますが、必ず忌明けを待ってから行きましょう。

「忌明け」の日数について

私の経験談ですが、忌明けとする四十九日法要を執り行う時期がやや早く、法要はしたけど50日が過ぎていませんでした。

前述したとおり、色々と辛いことが重なったのでお祓いをしたいと考えたのですが、家族でそろって神社へ行ける日が50日前だったこともあり、神社へ問い合わせました。

神主さんのお話では、50日が過ぎていなくても四十九日法要が終わったのであれば「忌明け」と考えて、お越しいただいて良いですよ、とのことでお祓いをしていただきました。

日数の点で迷われている方はご参考になさってみてください。

まとめ

喪中時の初詣や厄払い・お祓いについてまとめました。

喪中で迎えるお正月には何かと分からないことが多いですね。

こちらの記事もご参考に。
参考喪中のお正月の迎え方は?おせち料理や正月飾りはどうするの?

いつもと違うお正月、お墓参りをして故人を偲び、そしてあなた自身の心の元気を取り戻す時間としてお過ごしください。

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