今さら聞けない年賀状の正しい書き方!
年賀状のマナーって、知っているようで意外と知らなかったり。
文字の配列や言葉の選び方など、実は気をつけなければいけないことが沢山!
今回はそんな、年賀状の書き方について表書きと裏面の書き方それぞれのマナーもご紹介します。
年賀状の正しい書き方は?
最近は、年始の挨拶を年賀状ではなく、メールやSNSで簡単に済ませてしまう人も多いですね。
親しい友達どうしならそれでOKかもしれませんが、お世話になった方や職場の上司・先輩等にはきちんと年賀状を出したいものです。
年賀状を書くといっても最近は手書き離れで、両面印刷して完了!という人も少なくないですね。
手書きにするにせよ、印刷するにせよ、最低限押さえておきたいマナーがあります。
表書き・裏書それぞれに見て行きましょう!
・年賀状を元旦に届けたいなら遅くとも12月25日までには投函できるように!
・喪中欠礼をもらい、相手の不幸を知らなかったのなら、すぐに電話かハガキでお悔やみを伝えましょう。
年賀状の表書きの書き方
年賀状の表書きの書き方について注意することをご紹介します。
まず、相手の住所ですが、ハガキの端っこのあんまりギリギリから書くと仕上がりが美しくありません。
なので、住所を書き始める時は、端っこを1cm程空けてから書くようにしましょう。
そうすると、キレイに仕上がりますよ。
どこから書き始めたら良いか、案外悩むのが「宛名」。
ちゃんと書いたつもりなのに、上過ぎたり下過ぎたり・・・
まず、宛名はハガキの中央に大きく書く!ということを頭に置きましょう。
そして書き始めですが、住所の一文字分くらい下の位置から書き始めると、見た目のバランスが良くキレイに仕上がりますよ!
もし、自分の名前を表に書くのであれば、自分の名前の終わりの位置が宛名の「様」よりも下に来るように書きます。
宛名の「様」よりも上の位置で終わるのは書式上のマナー違反になりますので注意!
年賀状の裏面の書き方
次に、裏面の書き方についてご紹介します。
裏面は、良く、家族の写真を使ったりしてオリジナリティあふれる年賀状を作成される人も多いですが、まずは、書き方の「基本」を知っておきましょう。
賀詞は一番大きな字で!
まず、「賀詞」と呼ばれる新年のあいさつにあたる言葉について。
「賀詞」は必ず最初に書きます。
右上の端を1cm程空けたところから、一番大きな字で書きます!
賀詞は色々ありますが、「迎春」「賀正」「慶春」と言うのはカジュアルな表現で、目上の方に対して使うのはふさわしくありません。
誰に対しても使える賀詞としては、「謹賀新年」「恭賀新年」「謹んで新年のごあいさつを申し上げます」などですので、無難にこういった賀詞を使われると間違いないでしょう。
添文・日付の書き方
添文は賀詞よりも少し下の位置から書き始めましょう。
添文を書き終えたら、さらに一文字分ほど下げた位置に日付を書きます。
「一月一日 元旦」というふうに書いてあるのを見かけますが、これは意味が重複していますのでどちらか一方を書くように!
手書きで一言添えましょう
最近は、年賀状作成は全てパソコンで、という人が多いですね。
それだけでもダメと言う訳ではありませんが、なんとなく味気がないのも事実。
出来れば、一言でも手書きのメッセージを添えるとこちらの誠意が伝わって良いですね。
内容としては、相手の状況を気遣った、具体的なものが望ましいです。
まとめ
年賀状の書き方について、表書きと裏面のそれぞれのマナーもおさえつつご紹介しました。
折角手間暇かけるなら、きちんとしたマナーで素敵な年賀状が作れると良いですね♪