秋になると栗を使ったスイーツをたくさん目にしますが、栗の和菓子と言えばまず思いつくのが「栗きんとん」。
でも、あれ?
栗きんとんってさつまいもで作るんじゃ?それとも栗だけ??
今回は栗きんとんについて、その種類や違い、おすすめのお取り寄せをご紹介します。
栗きんとんの種類とその違い【栗だけ&さつまいも】
栗きんとんと言ってまず思いつくのは、私の場合おせち料理に入っている「栗きんとん」。
名前は栗きんとんだけど、大半を占めているのはさつまいもだなー、と思っていました。
私は栗が好きなのですが、同じくらいさつまいもも好きなので、おせちに入れる栗きんとんは大好物。
年末になると良く張り切って作ったりします。
ところが、わりと最近知ったこと(というか、なんで知らなかったのだろう・・・^^;)ですが、栗きんとんって、さつまいもを使わない物もあるんだとか!
そのことを耳にして、なんだかちょっと頭が混乱!
栗きんとんってそもそも栗だけで作るもの??それとも、さつまいもも使うもの?さつまいも使うなら栗きんとんじゃなくて芋きんとん?!
そんな感じで分からなくなってしまいました^^;
栗きんとん さつまいもで作るものは
私が元々知っていた栗きんとんは「サツマイモ」を使って作るもの。
「私、なんか勘違いしてた?!」と思いましたが、そうではなかったです。
一般的に広く知られている栗きんとんはさつまいも(主に金時芋)で作った餡で栗を包んだもの。
おせち料理に入っている栗きんとんがこれに当たります。
さつまいもの餡はゆるめに作って栗にまとわせるような感じに作ったり、硬めに作って真ん中に栗を入れて茶巾で絞って栗のような形に仕上げたりと、地域や家庭で様々です。
ちなみに我が家で作る栗きんとんは硬め派です。
栗きんとん 栗だけのものは
最近知って混乱したのが、この「栗だけ」の栗きんとんの存在。
栗きんとんだから、栗だけで作るのが当然か?!じゃあ、私が今まで知ってたものは芋きんとんだったのか?!などと、混乱したのですが(笑)
栗だけの(正確には栗と砂糖だけで作った)栗きんとんは岐阜県名産の和菓子なのです。
岐阜周辺の方からすれば「そんなことも知らなかったの?!」と思われるかもしれませんが、同じ日本に住んでいても他の地方の名産はわりと知らないものなのです。
おせち料理に入っている栗きんとんもそれなりに手間がかかりますが、硬い栗の皮を大量に剥いて、栗と砂糖を合わせて炊き、ひとつひとつ茶巾絞りをして作る工程は、かなり手間のかかるお菓子と言えますね。
栗だけの栗きんとんをお取り寄せ!おすすめは?
栗だけの栗きんとんの存在を知ったら、食べてみたくなるものです。
ここでは、栗きんとんのお取り寄せが出来る、おすすめのお店をご紹介します。
恵那川上屋 栗きんとん
厳選された栗と少しの砂糖で炊き上げた栗を、ひとつひとつ丁寧に茶巾絞りした栗きんとんは、ひとつ食べたらふたつ三つと食べたくなる一品。
シンプルな栗きんとんの他に、季節ごとの素材を使った「四季の栗きんとん」も人気です。
くり屋南陽軒 栗きんとん
栗きんとんの本場、岐阜県中津川の老舗の和菓子屋さん。
地元の契約農家で採れた新鮮な栗を使用した栗きんとんは絶品で、リピーター多し。
自分用で食べて気に入って、大切な方への贈り物に選ばれるという人も多いです。
まとめ
栗きんとんについて、その種類や違い・お取り寄せのおすすめをご紹介しました。
手間暇かかる分、一口の美味しさもまた格別なんだろうなーと思いますね。
是非、美味しい栗きんとんに出会ってくださいね♪