寸又峡の夢の吊り橋は「死ぬまでに一度は行きたい吊り橋」にも選ばれている人気の観光スポット。
更に、橋の真ん中でお祈りすると恋愛が成就する、とも言われていたりして女子のパワースポット的存在。
吊り橋を渡るスリリングさだけでなく、寸又峡の自然と下に広がる大井川のターコイズブルーのコントラストはこれぞ絶景。
そんな寸又峡の夢の吊り橋へ行ってみたいな、というあなたへ、夢の吊り橋へのアクセス方法や所要時間、周辺のおすすめスポットをご紹介します。
寸又峡の夢の吊り橋への行き方紹介!
寸又峡の夢の吊り橋は、静岡県の中央部、川根本町に位置しています。
秘境へのアクセスと言えば不便、というイメージがありますが、この寸又峡もまた、アクセスが余り良い方ではありません。
そう。
絶景というものは、そこへたどり着くまでに苦労がつきものなのです。
そんな夢の吊り橋へのアクセスですが、行き方は主にマイカーか電車&バスの乗り継ぎとなります。
夢の吊り橋へ車で行く場合
まず、マイカーあるいはレンタカーをするなどして車で行く場合は、それほどややこしくありません。
新東名高速「島田金谷インターチェンジ」から、国道472号線と県道77号線を経由して、概ね1時間半から2時間弱で寸又峡へ到着します。
もし、東京方面からETCを搭載した車で行く場合には、新東名高速の島田金谷インターチェンジではなく手前の「静岡スマートインターチェンジ」を利用するのが便利ですよ。
こちらから酷道362号線と県道77号線を経由していく方が、寸又峡までの距離も近く、時短になります。
目的地は「寸又峡温泉バス停」で
カーナビに目的地を入れる時に、「夢の吊り橋」と入れてしまいそうですが、夢の吊り橋までは直接車で行くことはできません。
それより手前の「寸又峡温泉」が車で行けるギリギリのところになります。
寸又峡温泉には無料の駐車場が5か所約800台分ありますので、どこかしらに停めることは出来ると思います。
ただ、温泉街に入ってすぐの駐車場にとめた場合は、夢の吊り橋までが遠く、その分沢山歩くことになります。
出来るだけ近くまで車で行きたい、と言う場合は、目的地を「寸又峡温泉バス停」にすると良いですよ。
このバス停の向かい側が夢の吊り橋へ一番近い駐車場です。
ただし。
この駐車場は停められる台数が18台程度と多くありません。
観光客の多い行楽シーズンや週末には停められない可能性も高いです。
その場合は仕方ありませんが引き返して空いている駐車場を探しましょう。
駐車場は基本的に無料ですが、紅葉シーズンなどの行楽シーズンには500円の有料となりますのでご注意を。
参考記事 ▶寸又峡へ紅葉ドライブ アクセスルートは?駐車場情報と混雑を避けるコツも行楽シーズンは駐車場渋滞にはまってしまう可能性がありますので、車で行く場合は午前中の出来るだけ早めに到着出来るように計画を立てましょう!
夢の吊り橋へ公共交通機関で行く場合
車では行けない、と言う場合には公共の交通機関を利用して行くことになりますが、しつこいようですが、向かうのは山中の絶景ポイント、交通の便は良くありません。
都市部から一本で行けるような交通機関は無く、電車とバスを乗り継いで行くことになります。
JR金谷駅から大井川鐡道を利用して行くことが出来ます。
金谷駅から千頭駅まで大井川本線を利用、千頭駅前からは路線バスの寸又峡線に乗換え寸又峡温泉までです。
日帰りで行く場合の金谷駅を出発基準で、時間を調べてみました。一例です。
大井川本線下り
金谷9:01
千頭10:14
路線バス寸又峡線 寸又峡温泉行
千頭駅前 10:30
寸又峡温泉 11:15
☆寸又峡からJR金谷駅まで
路線バス寸又峡線 千頭駅前行き
寸又峡温泉 16:00
千頭駅前 16:45
大井川本線上り
千頭16:51
金谷18:02
日帰りだと、上記の時間で乗るのが一番無理が無いかな、と思います。
なにせ、大井川本線も路線バスも本数が少ない!
なので、一本逃すとえらいこっちゃ、です^^;
時間によっては次まで2時間とか待つことになったりも。
日帰りで行く場合には、鉄道とバスには乗り遅れないように、時間配分をしっかりして行きましょうね。
泊まりで行くならSLやあぷとラインもおすすめ
もし、寸又峡温泉に1泊するつもりで計画をされているなら、時間をそれほど気にしなくても良いですよね。
その場合は、折角なのでSLやあぷとラインに乗ってみるのもおすすめです。
SLは運行数が限られているので乗りたい場合は、運行日や時間を合わせていく必要があります。
また、当日は切符が買えない場合もあるので、事前予約されたほうが良いです。
そして、日本唯一のアプト式鉄道、南アルプスあぷとライン。
日帰りだと時間的に余裕がありませんが、泊りで行くなら千頭駅からあぷとラインに乗り換えて奥泉駅まであぷとラインを楽しみ、そこから路線バスで寸又峡へ向かうと良いですよ。
寸又峡の夢の吊り橋 所要時間はどのくらい?
寸又峡温泉に着いたら、いよいよ夢の吊り橋へ行きますが、所要時間が気になるところですね。
駐車場(バス停)から吊り橋までは徒歩で行くことになります。
距離は車で行けるギリギリのところから夢の吊り橋までは約1.4km。
アップダウンもありますので片道30~40分歩くことになります。
おすすめは、「寸又峡プロムナードコース」という約90分のハイキングコースです。
このハイキングコースでは途中「夢の吊り橋」を渡り、「尾崎坂展望台」「飛龍橋」を経由して戻るという道順をたどります。
夢の吊り橋の手前で急な下り坂、吊り橋を渡ると304段の急階段が待ち構える、という結構ハードなコースですが、折角行くなら回って見られるべき。
ただ目的が「夢の吊り橋」だけ、と言う方は、吊り橋で引き返せば良いかとは思いますが、下記の注意もご参考に!
☆行楽シーズンの混雑時は夢の吊り橋が「一方通行」になります。要するに、夢の吊り橋を渡るならもれなくその先の急階段も上りプロムナードコースを進むことになる、ということです。
☆紅葉の時期などの混雑の激しい時期は吊り橋の手前で1時間~2時間待たなければならないこともあります。(吊り橋は一度に10人までなので)
☆道中、外灯がありません。なので、遅くとも日没までに温泉街に戻って来られるよう時間配分を!
そんな訳で、夢の吊り橋を渡って戻ってくるまでの所用時間は、1時間30分から3時間くらい、と考えておきましょう。
夢の吊り橋周辺のおすすめ立ち寄りスポット
夢の吊り橋を渡って寸又峡温泉街に戻ってきたら、ちょっと休憩したりお土産を買ったりしたいものです。
晴耕雨読ヴィレッジ
晴耕雨読ヴィレッジは温泉街の一般車両侵入禁止区域に入ってすぐのところにあります。
なので、寸又峡の散策終わりに一息つくのにちょうど良い場所にある、ってことです。
ここは足湯カフェなので、足の疲れを癒しつつお店自慢のオリジナルコーヒーとスティックチーズケーキで休憩♪
1日2組限定ですが、宿泊できるゲストハウスもありますよ。
住所:静岡県榛原郡川根本町寸又峡温泉
営業時間:11:00~17:00
TEL:0547-59-2333
定休日:月・火曜日
紅竹食堂(くれたけしょくどう)
沢山歩いてお腹が空いて、がっつり食事!という方にはこちらの紅竹食堂がおすすめ。
手打ちそばに山菜や山女魚のから揚げが乗った山菜蕎麦や定食などがいただけます。
住所:静岡県川根本町千頭352
TEL:0547-59-2985
営業時間:10:30~14:30/15:30~18:00
定休日:木曜日(ただし、11月は無休)
駐車場:4台
長島園
ココは川根茶製造直売の専門店。
川根本町は銘茶「川根茶」で知られています。
川根本町に来たのならお土産に川根茶は必須ですね。
抹茶ソフトクリームもあるのでお土産を買うついでに♪
場所:寸又峡温泉バス発着場
TEL:0547-59-2029
営業時間:8:00~17:00
定休日:12月中旬~2月
まとめ
寸又峡の夢の吊り橋への行き方や所要時間、周辺のおすすめスポットをご紹介しました。
人気の観光スポットは混雑するのは当たり前!
空いている平日か休日行くなら早目早目の行動で、時間が有効に使えます。
是非、夢の吊り橋からの絶景を楽しんできてくださいね!