「お彼岸にお墓参りをしよう」とカレンダーを見るも、「あれ、お彼岸っていつからいつまでか書いてない!」と、お困りでは?
知っている様で実はよく把握していないのが、お彼岸の時期。
今回は、お彼岸がいつからいつまでなのか、また、お墓参りにはいつ行くべきかのタイミングや持って行くお供えについてご紹介します。
お彼岸はいつからいつまで?
お彼岸は雑節(ざっせつ)と言う季節の節目をつかむための暦日の一つで、春と秋にあります。
春は「春分の日」、秋は「秋分の日」と言う祭日がありますね。
この日を「中日」とし、その前後3日間、合わせて7日間を「彼岸」と言います。
例えば・・・
3月23日が春分の日だったら、
3月23日:中日
中日の3日前、3月20日:彼岸入り
中日の3日後、3月26日:彼岸明け
よって、この場合お彼岸の期間は3月20日から3月26日となります。
お彼岸には、ご先祖様に感謝し家族皆でお墓参りをしましょう。
お彼岸のお墓参りはいつ行くべき?
お彼岸のお墓参りは一般的に中日(春分の日・秋分の日)に行く人が多いですね。
ただ、必ず中日行かなければならないというのではなく、お彼岸の期間で行ける日にお参りされても良いですよ。
お墓参りに行ったら、お参りするだけでなく、お墓の掃除もきちんとしたいですね。
墓石を洗ったり、草取りをしたりと、お墓掃除では結構することが多いです。
お墓の周りをスッキリとお掃除でキレイにしてお参りをすれば、ご先祖様もきっと喜んでくれますよ。
また、お墓参りをすると同時に家の仏壇にも手を合わせましょう。
仏壇の周りもキレイに掃除をして、おはぎや果物などお供えするようにしましょうね。
お彼岸のお墓参りのお供えは?
お彼岸にお墓参りに行く際には、線香やお花、お水と合わせてお供えが必要ですね。
お供え物はどの様なものがよいでしょう。
お供えには、おはぎ(ぼたもち)の他、お菓子や果物などが一般的ですね。
ただ、お参りが終わったらそのままにしないで持って帰るようにしましょう。
お供えをしてすぐに下げるというのは、なんだかお供えした感じがしないかもしれませんが、そのままにして帰ってしまうと後にカラスなどに食い散らかされたりしてお墓が汚れてしまったりということがあります。
私の実家は結構な田舎ですが、お墓にお供え物のお菓子などをそのままにすると、カラスだけでなく、タヌキやキツネなどにも荒らされたりします。
と言いつつ。
うちの実家ではお墓参りの際のお供えは持ち帰りません。
お墓が田舎の山の上にあるのですが、お供えのお菓子は決まって動物ヨーチ。
これだと、後からカラスや獣が来てもお墓を荒らされることなく持って行ってくれるからです。
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お供えを持ち帰りしないと言う場合には一つひとつ包んであるようなお菓子はお供えしないようにしましょう。
それこそ、動物が来て包み紙を破ったりするのでお墓の周りが汚れたり荒れたりしてしまいます。
あと、果物も置きっぱなしはNGです。
これも、動物が変につっついたりして食べかすが汚く残されたりするのでやめておきましょう。
まとめ
分かっている様で曖昧なままになりがちなお彼岸の期間についてご紹介しました。
ご先祖様に感謝しつつ、お墓をしっかりと守っていきたいですね。