お彼岸が近付くと、お墓参りや仏壇へのお供え等の準備について気になりますね。
お彼岸にお墓参りに行けない場合、お供えは送るべきなのか、また、お供えのお菓子はどんなものが良いのかや、いつまでに送るべきかなど、意外と戸惑うことって多いです。
今回は、お彼岸にお墓参りになどに行けない場合のお供えについて、ご紹介します。
お彼岸にはお供えを送るべき?直接行けない場合は
実家暮らしや嫁いだ先で両親と同居している場合はそれほど悩まないかもしれませんが、夫婦共実家から離れたところで生活している場合、お彼岸にお参りに行くことが難しいこともありますね。
遠方に住んでいても、本来なら実家に顔を出しお墓参りに行くのが望ましいとは思いますが、仕事の都合などでどうしても行けない、という事は多々あります。
また、実家が遠いとお盆やお正月にまとまった休みを取り実家に帰ったりすることも多く、そうすると、特に秋のお彼岸などはお盆から1ヶ月程しか経っておらず、また帰省とはなかなか・・・ですよね。
お彼岸に実家に行けない場合、お供えの事が気にかかります。
送るべきか、それとも送る必要などないのか。
実を言うと、これには明確な答えと言うのはありません。
なぜなら家庭によって考え方に大きな差がみられるからです。
ただ。
結婚して、嫁の立場、等から考えると「送るべき」となります。
例えば、自分の実家には何も送らなくても「ごめんねー」で済むかもしれません。
でも、御主人の実家にも同じように出来るでしょうか。
お墓参りも行けない上に、お供えの一つもない、0となると仮に義理両親がそんなこと気にしていないとしても、自分の中でスッキリしないのではないでしょうか。
そして、これは逆にご主人の立場から考えても同じで。
ご主人は自分の実家には何もしなくても良いと考えても、奥さんの実家にも何もしない、と言う訳にはいかなかったりしますね。
なので、お彼岸にそれぞれの実家を訪問し、お墓参りをするというのが難しい場合には、それぞれの実家にお供え物を送られるのが良いかと思います。
お彼岸のお供えのお菓子はどんなものが良い?
お彼岸のお供えにお菓子を郵送で送る場合、どんなものが良いでしょう。
おすすめは、箱の中のお菓子が個別包装されていて日持ちのするものですね。
少なくとも賞味期限が2週間はあるものにしましょう。
日持ちのしない生菓子はもってのほかですが、日持ちのするものでも切って食べなければならないような大き目のものは、後で期限内に食べきれない場合もありますし、お下がりとして分けるのも難しいです。
お彼岸のお供えのお菓子の金額は?
お彼岸にお菓子を送ると決めたら、気になるのは金額ですよね。
一般的に、お彼岸のお供えのお菓子ならそれほど高価なものを送る必要はありません。
3,000円位までのもので十分でしょう。
余り高価なものだと、それを続けていくことが負担になってもいけません。
これからもずっと続けて行ける、負担の無い金額で準備しましょう。
大切なのは「お供えをするという気持ち」です。
お彼岸のお供えはいつまでに送るべきか
お彼岸のお供えはいつまでに送るのが良いでしょう。
まず、お彼岸と言うのは、春分・秋分の日を中心とした前後3日ずつを入れた一週間のことをさします。
初めの日を「彼岸入り」、春分・秋分の日を「中日」、最後の日を「彼岸明け」と言います。
お供えを送るのは中日に合わせて、と言うのも耳にしますが、中日はお墓参りに行ったり、来客があったり、その他の予定があったり、と荷物を受け取るのが難しいことが有るかもしれません。
お供えのお菓子は日持ちのするものを準備しましょうとおすすめしましたので、彼岸入りに届くように送る手配をされるのが良いでしょう。
まとめ
お彼岸にお供えのお菓子を送る場合についてお話しました。
こういった年中行事を大切にする気持ちが伝われば、いつも直接伺うということがかなわなくても、それぞれのご両親と円満な関係が築けると思います。
ご参考になれば幸いです。