お盆のお供えのお菓子でタブーは?のしは薄墨で?お返しはあるの?

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お盆に主人の実家へ・・・その時に持って行くお供えのお菓子ってどんなものが良いのか?
もしかしてタブーとかあるのかな・・・と、マナーについて心配になりますね。

また、お供えののしはどんな風に書いたら良いのか、お供えにお返しはあるのかなど、お供えひとつに疑問でいっぱいになったりします。

今回は、そんなお盆お供えお菓子についてまとめてみました。

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お盆のお供えのお菓子でタブーは?

お盆に主人の実家を尋ねる時は、お仏前にお供えするお菓子の準備に悩んだりしますね。

お嫁さんとして失敗したくない、出来る嫁と思われたい、等々思いも色々あります。

お盆のマナーやしきたりと言うのは地域性、宗派、家庭別で少しずつ違ったりもしますが、基本的な考え方としてお供えのお菓子にタブーってあるんでしょうか。

これは、明確にこれはダメと言うのはないようですね。

ただ、「好ましい」「好ましくない」というのはありますね。

お盆のお供えに好ましくないお菓子って?

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例えば、生もの。
日持ちのしない(今日中にお召し上がりください的な)生菓子なんかは、お供えした後の処理(というと言い方が良くないかもですが)に困りますね。

夏場ですし、お供えしてすぐ下げたりしても食べきれなくて残ってしまってはとても残念です。

なので、いくら美味しくても、高級でも、日持ちのしないものはやめましょう。

話が少々それますが、お菓子でなく果物もそうです。
時期的に桃なんかが旬で美味しくて高級なイメージがありますが、桃はとってもデリケートな上、傷みやすいです。
沢山持って行くと、かえって迷惑になったりするのでお供えとしては避けたほうが良いかなと思いますね。

お盆のお供えに好ましいお菓子は?

お供えのお菓子は、少なくとも10日から2週間は日持ちのするものを選びたいですね。

夏真っ盛りということもあって、水ようかんやゼリーは人気です。

ただ、こういった人気で無難な物と言うのは集まる親戚が多ければかぶってしまう可能性も大ですね^^;

お住まいが実家から離れているのであれば、あなたのお住まいの近くの美味しいお菓子屋さんの焼き菓子や、老舗の和菓子屋さんのお菓子などを選ばれたら良いかと思います。
自分で食べて美味しかった、というものだともっと良いですね。

お盆のお供えののしの書き方は?

お盆のお供えののしって、どんな風にするのが良いのかこれまた迷うところ。

のしの表書きの書き方は?

お盆のお供えののしの表書きは「御供」でよいでしょう。

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名前はご主人の名前を。実家のご仏前にお供えされるのですから苗字だけだと誰がお供えしたのか分からなくなってしまうので、フルネームで書きましょうね。

お盆のお供えののしは薄墨で書く?

地域的なこともあるかもしれませんが、基本、のしは薄墨で書いても黒墨で書いてもOKです。

薄墨は「涙でにじむ」という意味合いが込められていて、お葬式の時には薄墨で書きそれ以外では黒墨で、ということも耳にしますが、お盆の御供であっても薄墨で書いても問題は無いです。

お菓子を購入するときに掛け紙(のしのこと)をしてください、と言うとお店の方がきちんと対応してくださいます。

のしは内のし?外のし?

お供えのお菓子を買いに行って店員さんに「内のしにしますか?外のしにしますか?」と聞かれ「ええと・・・(汗)」となっていませんか?

私はなったことあります^^;

お供えの際は、持って行く先の状況により内のしにするか外のしにするか決めると良いでしょう。

例えば、お盆に親戚が沢山お供えをもって集まったら、「外のし」にしてある方が誰が持ってきたのが分かりやすくて良いですよね。

反対に、自分の家族しか行かない、という場合には「控えめな気持ち」の表しとして「内のし」にされても良いでしょう。

基本的には内のしは「内祝い」の時にするのが一般的とも言われるので、配送等するのでなければ外のしで良いのかな、と思いますね。

お供えのお菓子にはお返しはあるの?

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お盆のお供えのお菓子ってお返しが必要なのでしょうか?

基本的な考えでいくと、「必要なし」ですね。

そもそも、お盆にお菓子をお供えしたら、そのままにせず下げてしまい、集まった親戚一同で「お下がり」として分け合って持ち帰るのが一般的です。

沢山のお菓子をもらってもご実家の方で食べきれないことも多々あります。
そのままダメになってしまったり、横流しでご近所さんとかにあげてしまったりするよりは、集まった人たちで分け合って持ち帰るのが良いですね。

なので、「お返しがあるかどうか」を考えるよりは、「自分で食べたいな」と思うものを選んで持って行くのが賢いかな、と。

「お供えをしたからお返しがあるもの」と考えるのは考え方としてはあまり・・・ですね。

まとめ

お盆のお供えのお菓子について悩みがちな点をまとめてみました。

お盆のしきたりや作法と言うのは、地域性も大きく関係するのでなかなかコレ!という答えにたどり着けなかったりしますね。

お盆に実家への訪問が気持ちよくスムーズに出来ると良いですね!

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