夏バテの原因は汗にあり!対策に必要な栄養素や食べ物は?

natsubate5

最近の日本の夏は本当に暑いですね。
猛暑日が続いてももはや驚きもせず、30度くらいは当たり前と思うようにすらなってきましたね。

暑い日が続くと注意しなければならないのが夏バテ。

そんな夏バテ原因の一つとして「汗」が関係しているのはご存知ですか?
汗をたくさんかく人・汗が出ない人、いずれの場合も夏バテの原因と成り得るのです。

今回は、夏バテとその原因に汗がどのように関係しているかや、対策に必要な栄養素・食べ物についてお話します。

スポンサーリンク
  

夏バテの原因は汗にあり!

先人の日本の夏は、連日30度を超える真夏日が続き、暑いところでは40度を超えるというのも珍しくなくなってきました。

暑さと関係することとして「汗」がありますが、あなたは日頃から良く汗をかきますか?それとも汗を殆どかきませんか?

夏バテしてしまうにはいくつかの原因がありますが、その一つが「汗」です。
特に「汗をかくのが下手な人」は夏バテに繋がりやすいと考えられます。
これには、「汗っかき」な人も、「汗が出ない」人も含まれるのです。

夏バテと汗っかきさんの関係

汗っかきの人は、夏の暑い日などただ外に出て立っているだけでも汗がダラーっと出てきてしまいますよね。
周りの人が涼しい顔をしている時でも、一人だけグランドを全速力で走ったかのような汗をかいていたりします。
ちなみに私はこのタイプです。
真夏になると、通勤で家から駅まで歩いただけで滝のような汗が出ます。

そんな、汗をたくさんかく人は一見健康な様にも感じられますが、実は、汗をかき過ぎることが夏バテに繋がったりもするのです。

人は暑い時に汗をかいて、その汗が蒸発するときの気化熱で体の熱を発散して体温を調節するのですが、日本の夏って湿度が高いので汗が蒸発しにくくなるんですね。

だから沢山汗をかいてもうまく体温調節が出来てない可能性があります。

汗っかきですぐに服に汗が染みてしまう、という人は、真夏日になるような日には着替えの下着を持ち歩いて、通勤などで汗をたくさんかいてしまったら早目に着替えるのがおすすめです。
汗で濡れてしまった服のまま冷房の効いた室内に入ると今度は急激に体が冷えすぎて体調を崩しやすくなってしまいます。

そして、汗をかくことによって喉が渇くので水分を過剰に摂取してしまっていませんか。
汗をかいたから、と冷たい水分を過剰に摂取すると胃腸を冷やしてしまい消化器官の機能を低下させてしまいます。

結果、食欲がなくなってしまったり、胃腸が弱ってしまったりして夏バテの症状へと繋がってしまうのです。

また、水分を摂り過ぎてはダメ、と汗をたくさんかいたにも関わらず殆ど水分を摂らないのも問題です。
体内の水分量が足りなくなって血液がドロドロになると血栓が出来やすくなったりと、別の病気を招いてしまうことも考えられます。

汗っかきさんは水分の摂り方に注意が必要です。

夏バテと汗が出ない人の関係

では、汗をかかない人はどうなのでしょう。

汗が出ない・汗をかけないという人は、体の熱が発散出来ず体内に熱がこもってしまいます。

これが元で、徐々に食欲が無くなり、栄養が十分に摂れなくなってしまうのです。
体に栄養が足らない状態だと、ダルさを感じるようになり夏バテしてしまうのです。

スポンサーリンク

夏バテ対策に必要な栄養素は?

夏バテを予防したい、あるいは夏バテから早く回復したいならしっかりと対策をとる必要があります。

夏バテになると、「だるい」「疲労感」「食欲不振」「胃腸の不調」など様々な体調不良が表れますね。

体のだるさや疲労感がある場合、ビタミンB₁が不足して糖質を分解してエネルギーに替える

夏バテ対策に必要な栄養素についてまとめてみました。

夏バテ対策に必要な栄養素

ビタミンB₁
アリシン
ビタミンA 
ビタミンC
ビタミンE
鉄分
カルシウム

ビタミンB₁は糖質を分解しエネルギーに変えるのに必要で、不足すると疲れを感じやすくなることから、夏バテ対策に必要な栄養素です。
また、アリシンはにんにくに含まれている成分で、殺菌効果や免疫力を高めてくれるなど、こちらも夏バテ対策には欠かせません。

その他、ビタミンA・C、鉄分・カリウムなどは暑さのストレスで失われがちですので、こちらも積極的に摂っていきたいですね。

夏バテの対策に良い食べ物は?

夏バテ対策に良い食べ物はどんなものがあるでしょう。

夏バテ対策に良い食べ物

にんにく
豚肉
ピーマン・パプリカ
枝豆
梅干し
ミョウガ
生姜
味噌
キムチ
ヨーグルト
豆腐
納豆
唐辛子
牛乳
バナナ
大豆製品
トマト
ゴーヤ

まずは、夏バテ特有のだるさや疲労感には何と言っても「にんにく」です。
にんにくにはビタミンB₁やアリシンが豊富に含まれているので、疲労回復効果が期待できますよ!

にんにくを炒めた時の香りは食欲増進に繋がりますが、夏バテで食欲が落ちてしまっている時にはその香りがきつ過ぎるという事もあり得ます。
そういう場合には、サプリで効率的ににんにくの成分を摂るのもおすすめです、
参考疲れを知らない毎日に! 黒にんにくのお酢

豚肉もビタミンB₁を含む食べ物なので、積極的に食べたいですね。

また、梅干しには疲労回復に良いクエン酸が含まれていますし、サッパリとした酸味で食欲が無い時にも食べやすくておすすめです。
しょうがやみょうがは爽やかな香りが食欲増進に効果的です。

味噌や納豆、キムチやヨーグルトなどの発酵食品は整腸作用があるため消化力が落ちている時に摂ると良いでしょう。
豆腐は消化が良く、植物性たんぱく質が摂れるので胃腸が弱っている時におすすめです。

冷房などで冷えてバテてしまっている時は、唐辛子や生姜など体を温めるものを摂ると良いですね。
汗をかきにくい人もこういった食べ物の発汗作用を利用して上手に汗がかけるといいですね。

牛乳やバナナ、大豆製品にはトリプトファンという成分が含まれているのですが、これは精神安定に効果があるセロトニンの生成を高める働きをしてくれるので、夜なかなか寝付けずに疲れが取れない人におすすめです。

まとめ

夏の汗はたくさんかいても殆どかけなくても、いずれの場合も夏バテの原因となり得ます。
しっかりと夏バテ対策をして、元気に夏を乗り切りましょう!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする