冷え性で常に手足が冷たく、体がガチガチ。
体を温める食べ物や飲み物を摂るのはもちろんですが、根本的に冷え性を改善したいと思っているなら運動が必要です。
ここでは冷え性と運動の関係についてと、運動の効果や冷え性改善法をご紹介します。
冷え性を改善するには運動がカギ!
冷え性で常に体が寒く、手足が冷たい人は、自分は単に冷え性という体質なんだと考えてしまいがちですが、冷え性の原因は末端の血流不足です。
血液には熱を運ぶ働きがありますので、それにより体が冷えてしまうのを防いでくれるのです。
しかし、体が硬くなり結構が悪くなると血液循環が悪くなってしまい冷えを招きます。
冷え性の人によく見られるのが、体が硬く夏でも手足が冷たいといった症状です。
冷え性を改善したければ、体の筋肉を柔軟にして血流を良くする必要があります。
そのために、運動が不可欠なのです。
冷え性に運動がもたらす効果は?
常に手足など末端が冷たい人の多くは、長時間デスクワークなどで同じ姿勢を取っていたり、姿勢が悪かったり、運動をほとんどしていなかったりします。
体を温める食べ物や飲み物をとることも大事ですが、それと同時に根本的に冷え性を改善していく努力も必要です。
適度な運動をすることで、筋肉量が増え基礎代謝が上がります。
また、筋肉を柔軟にすることで血流が良くなり末端の冷えの解消が期待できます。
運動することで得られる効果は冷え性の改善だけでなく、関節のトラブルを防いだりケガをしにくくしてくれたりと、良いことがたくさんあるのです。
マッサージをしたり入浴などで改善されたりもしますが、これは一時的なものです。
温まっても筋肉が弱いと血流が良くならないので、効果が持続せずすぐに元の状態に戻ってしまいます。
冷え性を根本的に改善したいのなら、運動は不可欠なのです。
冷え性の改善法となる運動はこれ
冷え性の改善に運動が必要と分かったものの、日頃運動をする習慣の人にとって、
いきなりハードな運動は、ハードルが高すぎます。
運動は思いつきで一度やったところで効果はありません。
続けることで筋肉がつき、その効果を実感できるのです。
まずは、お金もかからず1分で簡単にできる運動を続けることで、冷えてガチガチの
体を、柔らかくポカポカになるようにしていきましょう。
仕事の合間などにも気軽にできるので、息抜きついでに運動を習慣づけましょう。
その1 上半身の運動
1.椅子に座って足を肩幅に開き、頭頂を天に向かって伸ばすように背筋をピンとします。
2.腕を胸の高さで上げてそれぞれ反対側の肘を持ちます。
3.そのまま1秒刻みで左右にリズミカルに30秒間ひねります。
4.腕を上下組み替えて同じように30秒間ひねります。
その2 下半身の運動
1.足を前後に大きく開き、前の足はひざを曲げ、後ろの足はひざを伸ばす。
後ろの足はかかとが浮いた状態で。
2.両手を組んで手のひらを返して頭の上にのばし、腰を落とします。
3.前足側のほうに体をひねって30秒キープその後ゆっくり戻します。
4.前後の足を入れ替えて反対向きにも同じ動作をします。
この2つの運動をどちらもやってもたったの2分。
これならだれでも続けられそうではないですか?
まとめ
冷え性のみならず健康な体を保つためには運動は欠かせません。
時間も短く何の準備も要らない運動なら、気軽に毎日続けられますし、続けることによって冷え性の改善が期待できるので一石二鳥ですね。
是非、試してみてください。