毎年多くの観客でにぎわう相模原納涼花火大会。
神奈川県内でも規模の大きな花火大会ですが、アクセスが余り良くない場所の為、毎年周辺道路は大渋滞が起きます。
折角行ったのに、渋滞に巻き込まれて肝心の花火が見られなかった、なんて悲しいことにならないように、花火大会当日のアクセス方法や到着時間は事前に要チェックです。
今回は、そんな相模原納涼花火大会へのアクセスについて、行き方や帰り方等、混雑攻略法をご紹介します。
相模原納涼花火大会2018アクセス 渋滞攻略するには
神奈川での人気の高い花火大会、「相模原納涼花火大会」。
毎年8月下旬の土曜日に開催されています。
まずは、2018年の日程について。
当日荒天の場合は翌日に順延となりますが、翌日も開催できない場合は中止になります。
一度、中止になったら再度の順延はありません。
過去には当日に雨が降り、開催が危ぶまれましたが無事に打ち上げが出来たという年も。
ちなみに、その回(第45回)開催決定の案内がフェイスブックにアップされたのは午後3時頃でした。
相模原納涼花火大会では約8000発の花火が打ち上げられ、毎年20万人を超える人出となる神奈川県でも大変人気の花火大会です。
そんな多くの人が一度にアクセスする花火大会なのですが、実はアクセスが余り良くありません。
花火大会の会場は各駅から離れており、近くの駅からバスを利用するか、車でのアクセスが基本となります。
ただ、20万人もの人が一気に花火会場へ向かったら周辺道路はどのようになるか・・・
その混雑ぶりは容易に想像できるはずです。
相模原納涼花火大会へのアクセスは
まず、周辺の状況について。
車でアクセスした場合、いずれの方面から向かっても最終的に入るところが一カ所。
その為、花火当日の3時を過ぎると激しい渋滞が起きるのです。
また、近くの駅からバスを使った場合も、バスが通る道は当然一般の車が通る道と同じ。
その為、午後の遅い時間にバスに乗ると大渋滞で前に進まない、という状況に陥ります。
相模原納涼花火大会への行き方は?
では、このように混雑必至の相模原花火大会へはどのように行けば良いのでしょう。
折角行くのですから、確実に花火を楽しみたいですよね。
マイカーか電車か、アクセスする交通手段を決めたら、しっかりと逆算して出発できるように予定を立てましょう。
相模原納涼花火大会へ車で行く場合
車で会場に向かう場合、到着時間を早めに設定しておく必要があります。
相模原市内、厚木方面、圏央道、横浜方面、いずれの方面から向かっても、駐車場の入口は一か所です。
カーナビに入力する場合、住所は下記で設定しましょう。
「相模原市中央区水郷田名4丁目10-1」
こちらは会場に一番近い目印になる、特設駐車場入口近くのマンションの住所です。
駐車台数:2500台
駐車料金:1000円
時間:当日の午前8時より
2500台の車が一つの入口に集中すれば渋滞するのは当然です。
時間にはかなり余裕を持って向かう必要があります。
駐車場はA・B・Cに分かれており、帰りにどちらの方向に向かうかによって、止めるべき場所が違います。
B:相模原市内・国道16号方面
C:国道129号・圏央道・横浜方面
花火は7時に打ち上げが始まりますが、駐車場は6時頃には満車になることが予想されます。
そもそも、6時頃を到着目標にして車で向かうのは花火を諦めるのと同じ、くらいに考えておいた方が良いでしょう。
夕方になって渋滞にはまっても近隣にコインパーキングなどが無いので諦めるほかありません。
おすすめは、遅くとも午後3時までには駐車場に到着するように行くことです。
午後の早めの時間で有れば、そこまで激しい渋滞に巻き込まれずに行ける可能性が高いです。
ただ、車の場合は絶対大丈夫ということは言えません!
花火とは関係なく花火会場付近の道路、または会場へ続く道路で交通事故など起きてしまったら、渋滞は更に激しくなることだってあり得ます。
①遅くとも午後3時までには駐車場に到着する
②帰る方向にあった駐車場にとめる
相模原納涼花火大会へ公共の交通機関を利用して行く場合
公共の交通期間を利用して会場に向かう場合、基本的には駅からバスに乗り換えてアクセスすることになります。
花火大会近くの「田名バスターミナル」へアクセスするバスに乗れるのは、JR横浜線「相模原駅(南口)」「淵野辺駅(南口)」、相模線「上溝駅」、横浜線・相模線・京王線「橋本駅(南口)」からです。
☆JR横浜線「相模原駅(南口)」より
「水郷田名」行きバス(相17系統 田名バスターミナル経由)
終点「水郷田名」下車、徒歩5分
※本数は1時間に2本程度
☆JR横浜線「淵野辺駅(南口)」より
「田名バスターミナル」行きバス(淵53系統 上溝経由)(
終点「田名バスターミナル」下車、徒歩15分
※本数は1時間に2本程度
☆JR相模線「上溝駅」より
「田名バスターミナル」行きバス(淵53系統)
終点「田名バスターミナル」下車、徒歩15分
※本数は1時間に3本程度
☆JR横浜線・JR相模線、京王線「橋本駅(南口)」より
①「田名バスターミナル」行きバス(橋57系統 榎戸経由)
終点「田名バスターミナル」下車、徒歩15分
※本数は1時間に3本程度
②「田名バスターミナル」行きバス(橋59系統 葛輪経由)
終点「田名バスターミナル」下車、徒歩15分
※本数は1時間に1本程度
どの駅からバスに乗るにしても、遅くとも3時頃までにはバスに乗るようにしないと、花火の打ち上げ開始時間に間に合わない可能性が出てきます。
特に4時を過ぎたらバスに乗るだけ無駄だと思います。
代わりにタクシーに、というアドバイスも見かけますが、同じことを考える人は沢山いますからタクシーに乗れるとも限りませんし、う回路も限られますのであてにしない方が良いでしょう。
駅に到着するのが4時を過ぎてしまいそうな場合には、降車駅を「上溝駅」にして、そこから徒歩で向かうようにしましょう。
上溝駅からは徒歩で1時間程です。徒歩で向かう人も多いので当然混雑しますが、バスのように止まってしまって動けないということにはなりませんしこちらの方が確実です。
①どの駅からバスに乗るにしても午後3時までにはバスに乗れるように!
②到着が遅くなりそうな場合には、「上溝駅」で降りて会場まで徒歩で向かう
相模原納涼花火大会からの帰りはどうする?
無事に花火に間に合い8000発の花火を満喫したら、今度は帰らなければなりません。
当然のことですが、混雑するのは帰りも同じ。
むしろ、行きよりも帰りの方が時間がかかる可能性が高いです。
行きは、渋滞を避けるために午前中から行く人、午後の早目の時間に到着する人も多いですが、花火が終わる時間は同じ。
要は、早く行った人もギリギリに行った人も終わりは同じなので、一気に会場を立ち去ることになります。
車で来た人は、駐車場から出るのにとてつもなく時間がかかるという事を覚悟しておきましょう。
前項でおすすめしたように、帰る方向に合わせて駐車されるとは思いますが、それでも、出口はたったの3つ。
2500台の車が出ていくのに時間がかかるのは当然です。
混雑の状況によっては、更に出口規制をかけられて決めていた出口から出られないという可能性もあります。
また、駐車場の出口で信号待ちもあるため、常に流れが悪い状態が続きます。
出る順番にも依るとは思いますが、2~3時間は覚悟しておきましょう。
長時間待つことになることを考慮して、車に乗る前にトイレを済ませておくことや、途中で退屈したりお腹が空いた時の為に、飲み物食べ物は準備しておかれるのをおすすめします。
公共交通機関で帰る人は、多くの人が田名バスターミナルに向かうと思います。
移動する人が多いので思うように歩けないという事が予想されます。
人の流れを良く見て、バスターミナルまで歩いて、そこからバスに乗るのが早いか、直接JRの駅まで歩くのが早いかを見極めて帰りましょう。
駅まで歩くことを前提に花火大会に行く場合は浴衣に草履はやめておきましょう。
足が痛くてとても歩けたもんじゃないです。
どうしても浴衣で行きたいなら履き慣れたスニーカー等を持って行き、歩くときはそれに履き替えましょう。
靴擦れするかもしれないので、念のため絆創膏はお忘れなく。
宿泊するのもありかも
花火大会への行き帰りの混雑を考えたらちょっとうんざり。でも花火は見に行きたい。
その場合は、思い切って近くに泊まるという選択肢もありますよ。
☆ホテルウィングインターナショナル相模原
☆ホテルリブマックス南橋本駅前
☆ホテルフェスタ相模原
☆ホテルリヴィエラ
☆ホテルルートイン相模原
☆橋本パークホテル
☆ホテルクラウンヒルズ相模原
小さい子どもがいたり、長時間の移動は疲れる、と言う場合は翌日がお休みならお泊りして帰るのも一つの方法です。
折角行くのですから、行き帰りの交通渋滞の心配ばかりするのではなく、純粋に花火を満喫したいですからね。
まとめ
相模原納涼花火大会へのアクセスについて、行き方・帰り方の混雑攻略法をご紹介しました。
事前に出発時間や終わってからの事を良く計画立てて、花火大会を十分に満喫してくださいね!